見出し画像

工業簿記は「中学生でも解ける」

初めてみるものには身構える

頑張って勉強を重ね簿記三級を取ったのち、
「よし!2級まで頑張っちゃおう!」と2級のテキストを見たら
「工業…簿記? なにそれわかんない怖い」となってしまった方いますよね
安心してください。大丈夫です。別に怖いもんじゃあないですから。
ということで今回は、問題演習のみで簿記2級を取得した際に
「どのように理解し解いていたのか」について解説していこうと思います。


言葉に惑わされない

何よりも重要なこと。それは、「初出の言葉に惑わされないこと」です。
工業簿記では、「労務費」や「製造間接費」「仕掛品」等、今まで見たことない用語が並びます。
用語一つ一つの意味、そして使われ方をテキストで暗記していって...とするとあまりに時間がかかり挫折するリスクが上がってしまいます。
とりあえず「なるほどそんなもんね」とサッと流してください。
重要なのはそこではないんです。
よくスクールでは「用語理解しないと解けない」なんて言いますが嘘です。
用語理解から始めるから余計な時間がかかるんです。
問題演習を通して工業仕訳の一連の流れを型として捉える方が、一つ一つの用語を理解し暗記する必要がなく圧倒的に効率が良いです。
簿記は「毎年同じ形式の問題が出る」試験です。
試験に受かるために、工業簿記が何たるかを理解するよりも、
その一連の流れ、「型」を理解する方が何倍も良い勉強方法
です。

ここから先は

422字 / 3画像

¥ 478

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?