試験前に部屋を片付けたくなる"アレ"
普段気にならない部屋の汚さが試験前はやたら目にいく。
これは小さい頃から全く変わっていなかった。テスト勉強を意識し始めた中学生からこの年になるまで変わらない。
やらなければならないことが近づいてくればくるほど、やらなくても困らないことがやりたくなってしまう。大学生になってもこの悪癖は健在。テスト勉強が就活に、部屋掃除が模様替えにレベルアップしたくらい。こう考えると僕も成長している。
どうして、大事なことの前には部屋を掃除したくなるのだろう。きっとどこかの偉い学者さんがこれについては研究しているに違いない。だが、彼らにだけ任せるのは酷というものだ。僕も僕なりにこの小さな脳味噌を振り絞ってみよう。
一つは、単純に現実逃避。現実が近づいてくるほど逃げたくなる。特に日程が決まっていることほど顕著のような気がする。やらなくちゃやらなくちゃと思うほど、部屋の掃除がしたくなる。
もう一つ考えられるのは無意識に環境を整えようとしている。これでは集中できないぞ、と体がおかん状態になって部屋の掃除をしようとするとかは考えられないだろうか。体がおかんになってしまうので部屋掃除してしまうのは仕方ないよね。
一番考えられるのは現実逃避かもしれないが、個人的に無意識のうちに体がおかんになってしまう("おかん憑依現象"と仮に呼ぶ)現象も捨てがたい。現実から逃げようとしているのではなく、立ち向かうための環境を整えているのだ。戦う場所がゴチャゴチャでは転んで頭を打つかもしれない。作業するだけなのに何を言っているのだと思うかもしれないが、僕は真面目だ。環境を整えることはモチベーションアップに間違いなくつながると思う。だから僕は全国の高校生、中学生に声を大にして言いたい。試験前は部屋を掃除するべきだ、と。心をおかんにしなさい、と。
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