17日目　コロナが私たちにくれたチャンス

志村けんさんがコロナウイルス感染のニュースに、色々な心配がよぎる。
・テレビ業界自粛になったらどうなるんだろう
・うちの親も気をつけなくちゃ
・それでもテレビは自粛にならなさそう（特権？）
何よりも病状は気がかりだが業界への影響など想像もできないような心労もあるだろう。

オリンピック延期が決まって、新たな懸念が沸き起こっている。私の周りだと主にオタク界隈がかなりざわついている印象。
・イベント会場のこと
・企業経営存続のこと
あまり考えたくはないけど、結局のところ、娯楽や文化は安定した人間生活を前提に発展するものなのだなと思う。

個々人のオタク活動については、おそらくどんな世界情勢であっても、生活のどこかで少しずつ妄想を楽しむのが人間の強さだと思うけど、それを世間に発表する場がないとモチベーションが湧かないこともある。
現実を都合よく捉え、どこまでも自分を許容できる人だけが継続できる高尚な趣味になるかも。

オタク的熱狂脳のエネルギーは限定された世界ではあるけど、周囲への影響力や発信力が抜群。
人は誰しも「あそこまでいくと逆にかっこいい」という突き抜け方に憧れるようなところがある。トップアスリートやアーティストが放つ輝きと同じでオタクも突き抜けてる人は、憧れの存在になっていく。

突き抜けている人に猛烈に憧れながら、自分には何もないと思っている人は多いと思う。「集団」や「組織」の力で生きる時代から、コロナによって強制的に隔離分散させられた私たちは、改めて「個」の力で生きることをやっていかなきゃいけないんだろうなと思う。
今、自分にできることを積み上げよう！