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アマリリスはユリに似た大きく鮮やかな花を咲かせる球根植物です。南米原産で、80種以上があると言われています。日本では春から初夏にかけて花が咲きますが、切り花としては冬に多く出回ります。


アマリリスの花色は白やクリーム、ピンク、紫、赤、オレンジ、複色など多彩で、咲き方も一重から八重まで様々です。花びらの形も尖った剣弁咲きや丸みのある丸弁咲きなどがあります。


アマリリスの名前の由来は、以前はヒッペアストルム属がアマリリス(ホンアマリリス)属の仲間として分類されていたことによります。現在では別属とされていますが、一般的にはヒッペアストルム属もアマリリスと呼ばれています。


アマリリスの育て方は簡単です。球根を鉢植えする場合は秋から春にかけて植え付けます。球根の上部が土から少し出るくらいに深さを調節しましょう。水やりは乾燥気味に保ち、開花後は葉が枯れるまで続けます。


切り花として楽しむ場合は水揚げをしっかり行いましょう。茎先を斜めに切って水に浸けるだけでなく、茎先から5cm程度上の部分を針金で補強すると倒れ防止になります。


アマリリスの花言葉は「誇り高さ」「自信」「美しさ」などです。色別にも花言葉がありますが、「赤」は「情熱」「愛情」「勝利」、「白」は「清純」「純真」「無邪気」、「ピンク」は「恋心」「幸福感」「可愛らしさ」という意味があります。

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