JPAっていう日本プラネタリウム協議会の大会に参加してきて、そこで発表をしてきたんですよ。ドームで喋る仕事が欲しくて。アピールにならないかと。 で、いつものネタをやってきたのだけど、目の前には憧れの解説員の方々がたくさん座っていて、「こんな色の重圧見たことない」ってくらい異質の緊張があった。 多少良い反応はもらえたけれど、あまりに反省点が多すぎるので今のうちにまとめておこうと思う。 この経験は今後大きなドームで喋るときにもきっと活かせるはずである。 まあまあ恥ずかしいし
大阪の雑居ビルの屋上に、しろいのとくろいのがいました。 しろいのとくろいのは、「ねこ」と呼ばれる生き物で、夜空を歩き回ることができます。 夜とおさんぽが大好きなふたりは、ぶどうと桃みたいな色のカーテンに、爪を引っ掛けて空にのぼります。 雲の隙間をぴたぴた歩いて、星を眺めて遊びました。 今夜はお皿みたいなお月様が見えました。 夕食のミルクを注ごうとしたけれど、ふたりが着くころにはおうちに帰っていたようで、ミルクは注げませんでした。代わりに水面みたいにちかちかする青い星がぶど
先日、東京で星の噺のライブをしました。 星兄とのツーマンライブです。 おかげさまで無事にたくさんの方々へ星の噺を届けることができました。 ありがとうございました。 イベントのアンケートを見ていると、僕の星空案内について「緩急」という言葉を使って評価してくださる方が非常に多いです。 かなり意識して緩急を盛り込んでいるので、大変うれしい評価です。 今日はなぜ僕が緩急をつけるのか、どのようにして緩急をつけているのかというお話です。 僕が緩急をつける理由 僕は星が好きなので、
JPA全国プラネタリウム協議会先日、JPA(日本プラネタリウム協議会)の全国研修会に参加してきました。 今回は業務経験10年目未満を優先とする初任者向けの研修会でした。 研修ではアナウンサーの方の講演、ベテランによる模擬投影の他、初任者コース、イベント投影コース、悩み相談コースの3つの分科会があり、スキルアップや経験値上昇を目指す若い解説員が多く集まりました。 僕の職業はプラネタリウム解説者ではないので、業務経験10年に換算できるのかは微妙ですが、少なくとも10年以上は人
SNSの世界は僕の暮らしの3割くらいを占めていて、もうほとんど身体の一部と言っていい。 それゆえ、SNSで与えられたダメージは身体に直結してくる。 日々意識していることを書きたい欲求が抑えられなくなったので、あまり見られていないここで吐いてしまおうと思っている。 SNSでの発言は可燃物なので、ゴミ出しのように丁寧に分別して指定された場所に残置しなければならない。 特に拡散性の高いXでの発言は細心の注意を要する。 世間の話題、炎上していることに関して、思うことがあっても
右脳派左脳派とか男らしさ女らしさというような言葉は、簿記の貸方借方みたいに漢字が持つ意味よりも単なる仕分けとしての需要が高いと思っている。
ずっと水面下にいて、窒息しそう。 気分が上がることを探して、気分が下がることは避けて、なんとか水面に顔を出して、息継ぎをして、生きている。
睡眠取ろうが、美味しいものを食べようが、筋トレしようが、心が落ち込む時はある。 自己管理次第で、落ち込む回数や時間は減らせるけれど、ゼロにはできない。 気温も風も湿度も変わる。 昼と夜の時間も変わる。 人間は変化の中に生きているのだから、体温と同じように心も上がったり下がったりするのだ。 僕らは社会に生きているので、人と接する。 上がってる人もいれば下がってる人もいる。 下がってる人と下がってる人が接してしまって、互いによくないことが起こることはある。 かなしいが。あ
宇宙の話、星空の話をしていると、「壮大な宇宙に比べたら、自分の存在なんかちっぽけで悩みがくだらなくなる」という感想をいただくことがある。 それで前向きになれたり、悩みが消えたり縮小したりするならば大変よいことだ。 でも、宇宙がどんなにでっかくても、自分は自分とゼロ距離に接しているし、悩み事はいつだって手のひらの中にあって、どんなに遠くに投げたって寝る前には枕元に帰ってきている。 観覧車に乗って自分の住んでる街を見下ろしても、自分は小さくはなれないし、悩みと一緒にその街で
自分でいうのもなんだけど、星カフェSPICAは本当にいい店だと思っている。 天文系のコンセプトを持つお店は数あれど、その追随を許していないと自負している。 プラネタリウム解説も、天体観望会、酒の取り揃えも、どこよりもまじめに取り組んできた。特に星空案内においては、「真似できるもんならやってみろ」とすら思っている。 その甲斐あってか、今年11周年を迎えようとしている。 当初1年保たないと言われた店だ。 スタッフやお客さん、僕の身の回りの全ての人に感謝したい。 11年もやれ
新型コロナウィルスの話題はあんまりしたくないんだけど、こういう機会も10年に1度程度だろうし、今僕が思ってること、感じてることを記録としてここに残しておこうと思う。 今日現在、大阪は2度目の緊急事態宣言発出中で、我々は感染対策にかなりの労力を費やしている。 マスク、手洗い、3密回避、消毒、がんばってる。 そのおかげか、今年はインフルエンザの報告数が激減しているそうだ。 反対に、新型コロナの陽性者数はなかなか減らない。インフルエンザをここまで抑え込めるのに、新型コロナはしぶ
重い夢捨てたら身軽になったぜ。 というセリフが、昔読んだ漫画にあった。浅野いにおの作品だった。 叶えたい未来、すなわち夢を持つことは素晴らしいことで、自分を突き動かす原動力だと思う。しかし同時に、夢、特に大きな夢は自分の可能性を狭めるものでもあると思う。 夢をもって生きている人は少なからずいる。僕も小さな頃から「将来の夢はなんですか?」とよく聞かれてきた。しょっちゅう変わったが、何かしらあった。 夢は持つべきものだった。答えられないとつまらない人間のように思われていた、
人がポジティブになりたいと思うときはどんなときかというと、ネガティブなときだと思う。 嫌なこと悲しいことしんどいことがどんどん湧いてきて辛いとき。 この状態から脱したいと思って、ポジティブになろうとする。 んで、ツイッターとかに前向きなことを書こうとする。後ろ向きなのに。 これはしんどいよねえ。 39度熱があるのに元気です!って顔してるようなもんじゃないですか。 無理でしょ。余計疲れるでしょ。休もうよそのときは。 人の心はネガティブな時はポジティブに、ポジティブなときは
京都に鈴虫寺っていうお寺があって。 鈴虫の研究をして1年中鈴虫が鳴いているという素敵なお寺です。温度管理を徹底しているらしい。 願い事を叶えに来てくれる草履を履いたお地蔵さまがいることでも有名。 お寺なのでお参りすると説法を聴くことができるのだけど、その説法が生きるヒントというか、仏の優しさというか、柔らかい心で生きることを教えてくれる。柔軟心(にゅうなんしん)というそうだ。 説法はまるで落語のようにおもしろくて、何度も笑うところがある。「話を聞いてもらう方法」として、こ
万有引力の法則ってあるじゃないですか。 質量を持つ物質は互いに引き合う力がある、というやう。 力の大きさは質量に比例するので、引き合ってくっついて、重くなればなるほど、他の物質を引き寄せる力が強くなる。 アンラッキーなことが続くと、「ついてない。また何か悪いことがあるんじゃないか」って考えてしまう。そしていつもなら気にしない些細なことさえ、「アンラッキー認定」してしまうことってないですか?そして小さな幸せをかき集めて大きな不幸にして叫んじゃう。不幸だー!って。 アンラッキ
アイコン屋さんの規約 ●先着順のアイコン屋さん ・ツイッターで突然開店するアイコン屋さん ・リプライくれた人先着○名に、または先着数名からくじなどによって選び、当選者にアイコンを描く ・描くアイコンはねこ+名前。 ・過去ツイートやヘッダーなどのイメージからデザインを決めます。リクエストは受け付けません。 ・無料 ・上達するのでクオリティに差が出る場合があります ・気分次第でめっちゃすごいの描くことがあります ・あみだくじで抽選倍率10倍以上の時は、有料版と同じ扱いになります