【SDGs】旅行であえてEVに乗るメリット
先日、こちらの記事で旅行の際のCO2の排出量の話を紹介しました。
この中で、移動の際に電気自動車に乗ることもCO2の排出量の削減に大きく貢献することをご紹介しました。
今回の記事では、あえて旅行で電気自動車に乗るメリットをお話ししたいと思います。
電気自動車(EV)とは
そもそも電気自動車とはというところからスタートしたいと思います。
最近のカーボンニュートラルの話は、自動車産業がメインの話題になることが多いです。
ガソリン車は規制の対象になることが、世界的な潮流になっています。
こうした状況で、世界各国の自動車メーカーはこぞって電気自動車(EV)の開発に乗り出し、自動車業界は100年に1度の変革期とも呼ばれています。
EVのメリット
電気自動車のメリットはいくつかありますが、なんといっても走行時のCO2排出量がゼロというところが最大のメリットです。
他にも、エンジンではなくモーターで動くので静粛性に優れていることや、わざわざガソリンスタンドに行く必要がないことなどがメリットとして挙げられます。
EVのデメリット
まだまだ発展途上の技術である電気自動車は、デメリットもあります。
よく言われることは、ガソリン車に比べ航続距離が短いという点です。そのため、長距離移動には不向きとされています。
他にも、ガソリンスタンドのように充電スポットがないことや、ガソリンの給油と異なり、一度の充電に時間がかかることなどが挙げられます。
実は、充電スポットの数はガソリンスタンドの6割ほどに上ります。ガソリンスタンドのように、いわゆる店舗としてあるのではなく、サービスエリアやショッピングセンターの駐車場、車のディーラーなどにあるためあまり目立たないのかもしれませんね。
旅行でEVを選ぶ
ここまで、電気自動車とは?からメリット・デメリットをご紹介しました。
実際、日本ではあまり電気自動車は普及しておらず、電気自動車のオーナーという方は少ないと思います。
しかし、旅行においては電気自動車を選ぶということが容易です。それはレンタカーです。
例えば、飛行機や新幹線を使用した旅行ではそれらと合わせて現地での移動にレンタカーを使用する人も少なくないと思います。
その予約の際に電気自動車を選ぶことで、旅行でEVを選ぶということが容易なのです。
EVの旅行におけるメリット
電気自動車を旅行で使用するとどんなメリットがあるのでしょうか?
それは、マイカー規制がある道路にそのまま入ることができるということです。
マイカー規制とは、自然環境の保護などのために交通規制が実施され、自家用車が入ることができない区間のことを指します。
環境省は、この全国にあるマイカー規制エリアの内富士山周辺の3つの道路において、電気自動車または燃料電池車を規制の対象から外しています。
すなわち、本来は規制エリア前で車をとめバスなどで移動しなくてはいけないところ、マイカーでそのまま入ることができるのです。
充電はどうする?
旅行で電気自動車を利用することのメリットをご紹介しましたが、充電に関する不安が拭えないという方も多いと思います。
最近は、道の駅などの駐車場に充電スポットが設置されていることも多いので、実はあまり心配する必要はありません。
また、私が働く星野リゾートでは全国の一部施設の駐車場に電気自動車の充電器が設置されました。
ホテルで寝ている間に充電ができるので、旅行の行程に影響を与えません。
例えば、先ほど紹介した富士山周辺にある星のや富士やリゾナーレ八ヶ岳などの駐車場に設置されているので、富士山周辺のマイカー規制エリアにそのまま入れる電気自動車で旅行に来てみてはいかがでしょうか?
最後に
いかがでしたか?
普段あまり乗る機会がない電気自動車にあえて旅行で乗ってみてはいかがでしょうか?
レンタカー各社、電気自動車を取り扱っていますので(エリアによっては対象外)今年のGWや夏休みの旅行にぜひ電気自動車に乗ってみてください。
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