「ザ・インフェルノ」を観たよ
皆さんは、映画に意味を求めますか?
たとえば「人生とは何か」「生きるとは何か」、そんなメッセージを求めますか?
そして、映画というものは全て、その「意味」を前提として作られてるとおもいますか?
私は思いません(笑)
たしかに心がじわぁ〜っと温まるような映画や、何か心に刺さる教訓なんかを与えてくれる映画もあります。もちろん大好きですそういうの。
でも作る側は、映画を作る度に「今回はこんなメッセージを折り込もう」とか考えてる人ばかりとは思えない。
ちなみに絵画に関してもそう思ってます。「この絵には当時の社会情勢を〜」みたいな説明を本や美術館で見る度に(いや、なんとなく描いただけのものもあるんじゃないか?)と思ってしまいます。
私、まさに「なんのために作ったのか」と激怒する人も居そうな映画を観ました。
「ザ・インフェルノ(原題「TRAUMA」)」です。
ざっくりテキトーなあらすじ
主人公はアンドレアという、妙齢の女性。
彼女は妹のカミラ、カミラの恋人フリア、友人のマグダと一緒に、田舎の別荘に遊びに行きます。
ちなみにカミラは同性愛の人で、なのでフリアももちろん女性。女性同士の熱い絡み合いのシーンもちゃんとあります。
別荘に着いてはしゃいでる若い女子達。
夜になると、多少奔放な性格のフリアが、まるでストリッパーのようにダンスを始めます。腰をくねらせ、少しずつ焦らすように服を脱ぎ、綺麗なちくb........干しぶどう2つを顕に。
そんな夢のようなセクシーな雰囲気を、突如現れた訪問者がぶち壊します。
夜中にいきなりさ、2人の男が別荘に押し入ってきたのです。
大柄な中年男性と、痩せぎすの若い男。2人は親子です。
大柄な中年男性の名前はファン。
彼は子供の頃に負ったトラウマのせいで歪み、非常に残忍で悪逆非道な男になってしまいました。
痩せぎすの男マリオはそのファンに英才教育を受けているので、彼もまた中々の残忍な男でした。ファンに対してはまるで犬のように、文字通り犬のように忠実です。
ファンはマグダを、マリオはアンドレアを人質にとり、それぞれ銃やナイフを押し付けながらフリアに「さっきみたいに踊れ」と迫ります。
アンドレアは抵抗しようとするものの、頭を殴られて動けなくなってしまいます。
床に倒れて動けないアンドレアの目の前で、マグダと妹のカミラが男達に犯されてしまいました。
そうして蹂躙された4人の女たちが、力を合わせてファンとマリオ親子から逃げ出そうと四苦八苦する映画です。
感想
これはただただ好きなように作った映画ですわ。
ネットで調べたら
「こんな映画は排除すべき」
「最低最悪の映画。不愉快だった」
「何を伝えたいのか分からない映画」
「なんのために作ったのかわからない」
「この映画を好きな人はどうかしてる。犯罪をおかさないようにしてください」
などと全力で拒否する人の感想が結構ありました。
そりゃそうだ。ツッコミどころは置いといてだ。
余談でこれはあくまで私の個人的な考えですが、自分が嫌いだからと言って、全否定した挙句にそれを好きな人に対しての人格否定をするっていうのはどうかと思う。
戦争ゲームが好きな人が実際に戦争起こすわけじゃないでしょ、って。
まぁそれは置いといて、暴力、エロ、胸糞展開ありのとんでもねぇ映画でした。
そりゃ好き嫌い別れますよ。吐気を覚える人も居るでしょう。そんな人は無理せずに観るのやめちゃって下さい。
私は、好きか嫌いかで言うと、好き。
でも頻繁には見たくないwww
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