【映画レビュー】「シンデレラ」を観たよ(Amazonオリジナルのほう)
4年前に、職場でやたら流れてた曲がありました。
これ。
当時なんて曲かは分からないけど、なんかいいじゃんって思ってました。
流石に出だしの高音でPentatonixなのはわかってたけど。
Siriに「これなんて曲?」って聞けばわかる、ということを知らなかったからね、あの時は(笑)
これの原曲もオサレなんです。
まさか曲が始まるまでに2分34秒も待つとは思わなかったよね。
そんでもって、なかなかのクズ男に振り回されとる歌詞やね。
今回はこの「havana」を歌うカミラ・カベロさんが主演のAmazonオリジナル映画「シンデレラ」を観ました。
2021年公開。
アナ雪のエルサ役で有名なイディナ・メンゼルさんや、「マンマミーア」で激シブだったピアース・ブロスナンさんも出演していて、豪華たること。
どうやら、このシンデレラは今までのシンデレラとは違うみたいですよ。
あ、ちなみにAmazonプライムでしか見れません!
ざっくりあらすじ
平和などっかの国。
継母と義姉2人と共に暮らす少女・エラはいつも灰にまみれて汚れていたので、「シンデレラ」(灰かぶり)と呼ばれていた。
継母は元々の話とは違い、「ちょっと意地悪で厳しいけど、決して悪人ではないおばさん」でした。
あと、義姉の1人の髪型が最初うんこみたいだった。
継母はシンデレラをいい夫に嫁がせようと必死だったが、シンデレラ自身はそんなつもりはゼロ。
彼女はドレスを作るのが大好きで、いつか自分の店を出すことが夢だった。
しかし、世間では女性が商いをする事はあまりよく見られず、「女は結婚して家庭に入ること」こそが一番の幸せだとされていました。
ある日、王国の王子様のお嫁さんを探すための舞踏会が開かれることになる。
シンデレラは舞踏会のために最高の出来のドレスを制作。目的は王子ではなく、このドレスに惚れて買い取ってくれるお客様。
継母はそんなシンデレラにブチ切れ、彼女のドレスにシミを付けて台無しにしてしまう。
しかも勝手に縁談まで決めやがった。何してやがるこのババア!(言い過ぎ)
悲しみにくれるシンデレラ。
そこに突如現れる魔女........魔女!?
魔j........魔法使いだな?
感想
好き!!!!!!
ミュージカル映画好き、懐メロ好きにはたまらんと思う!
正統派のシンデレラがいいって人は、ちょっとモヤるかもしれない。
そこまでガッツリ観てるわけではないんですが、継母役のイディナ・メンゼルさんが大好きなんですよぉ〜。
「アナと雪の女王」の英語版のエルサや、「RENT」のモーリーン、ドラマ「glee」では主人公の母親役、などなど。元々はブロードウェイの役者さんなのですが、最近映像作品にも出ることが多くなって嬉しい限りです。
「glee」といえば、主演のカミラさんは最近リア・ミシェルさんかと思いました。なんか顔似てるんよ。
継母がイディナってのもあって、先入観で勘違いしてた。
芯の強い印象があるリアの歌声とは違い、カミラの歌声はすごい透明感。どちらも素敵なシンガーなんですよね。
ってか超かわいい。
今までは大人しいイメージのシンデレラが多かった気がしますが、この作品のシンデレラは明るくてめっちゃ元気。メンタル強い。
The・強い女ってかんじ。
今までのシンデレラの型を破った感じが良かった。
継母や義姉はシンデレラをそこまで虐げることはなかったし、時々ちょっと仲良さそうなやり取りがあるのが良かった。そういうの好き。
でも継母さぁ!勝手に婚約者決めるのはちょっと酷いなぁって思うんだァ!
そんでさ、今までのシンデレラと一番大きく違うのはファビュラス・ゴッドマザーですよね。
オネエの妖精です。
ゴッドマザーが現れる直前まで、カミラの歌で泣きそうになってたんよ。
したらなんか、暗い空気をぶっ壊すようなまっキンキンの陽キャが現れるんよ。
その陽キャのノリも好きだったし、俳優さんの演技も超好きだった。やっぱり、泣けるけど楽しくもある映画って最高だよな。
全体的にテンション高くて、湿度低めの映画でした。
「喜びも悲しみも、永遠に続かない」ってセリフ、すごく染みました( ˘ω˘ )
最高だった。
私はめちゃくちゃ笑ったし、泣いたぞ。
以下観てる時にチョロっと思ったことたち
舞踏会でチェロぶっ壊した女性かっこよかった。
思わず「フゥー⤴︎」って声出たわ。拍手ものよ。
ネズミたち可愛すぎる。
拍手の音で楽しむのかわいい。
国王の銅像に登るシーン面白かった。
きむすばが吹き替えに出てんの最高。
ピアース・ブロスナンが鎧着て歌い出したときめっちゃ笑った。