(詩)体裁

何が楽しいんだ、そんな笑って
引き攣った頬が痛むだけなのに
部屋の隅で隠れてる埃でしかない
僕なんて、もう誰も見なけりゃいい

何も出来ないんだ
必死こいてスタートラインに立っても
顔を上げた瞬間後退してる

何も笑えないんだ
歓心を買う為に下手くそに唇を歪める
くしゃくしゃにした紙みたいな顔

何で生きなきゃいけないんだって
ずっと苦しいのに、
同じくらい生きるのが楽しい
生きれば生きるほど大事な物が増えて
その度に苦しさが増す
不要なものばかり手の中に飛び込んでくる
私の部品を何処かの誰かが持って行った
それか捨てたのか知らんけど

何が楽しいんだ
何も分かってない

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