2022年も11月を迎えて。
こんにちは、雲州はとむです。今年も11月に突入し、いよいよ師走まで残り二ヶ月となりました。
今年で2020年の4月から、世界的な感染危機を迎えてから二年経過して、緊急事態宣言から解放された各地方の夏祭りやハロウィンが開催されましたね。韓国ではイベントに大人数が殺到したことから、「群衆雪崩」という恐ろしい事態に陥り犠牲者が出てしまいました。
私は子供の頃から、祖母や両親から「危険を事前に察知すること。冷静に観察して、危機を覚えたら逃げること」を徹底して指導されてきました。父からは毎日のように「知らない人に、親が事故に遭ったから一緒に病院へ行こうと言われても、絶対に行くな。親が子供より早く死ぬのは当然のことなのだから、親類に確約が取れるまで、家から離れないこと」と厳命されて育ちました。
両親の結婚から四年経過しても授からなかった子供なので、特に危機感を強く持つように注意されてきた覚えがあります。
数日前からニュースでは連日、渋谷でのハロウィン群衆に関しての危機を放送されてきました。実際に31日の夜には遅くまで大勢の人が仮装して集まり、飲酒をしている人もいるようです。
ソウルでの群衆雪崩事故があり、日本人犠牲者も出てしまった。私はコロナ禍が終わりイベントの規制緩和が終焉しても、これからも土日に混雑する場所へは行かないことにしています。年齢的に身体の限界を実感しているし、コロナ禍以降、日本国内でも猟奇的な殺人事件が多発していたり、世界的に物騒な空気感が蔓延しているように感じるから。
今年の年末には、賞味期限切れの近い無償食料を提供するフードバンクには、生活苦の人たちが殺到すると言われているし、ホームレスの数もどんどん増加している。今まで平和だった日本では考えられないような緊急事態に、国家が直面していることは間違いない。
渋谷に殺到している人々も、「自分に大事件は起こるはずがない」と思っているはず。でもこの「私には、無関係だから」という思考が、まさかの事故に繋がっている時代になってしまった。
私は普段からも、土日や祝日、連休にはほとんど家から出ません。外出してもせいぜい、地元の飲食店くらい。仕事以外で電車に乗ることはまずありません。
コロナ禍になってからは、ラッシュ通勤も逆コースを狙った職場に移動したし。
旅行も平日に行く予定で組んでいるし、出来る限り人混みには出かけないようにしています。
23時の渋谷に殺到している大勢の人が、とても平和を楽しんでいるようには私には感じられません。混沌とした未来の見えない日本で、どうやったら生きていかれるか分からない、止まらない不安をぶつけているような殺伐さを抱えているような気がして。
こうして見ると、毎年30万人以上の人が国内外から結集するコミック・マーケットが、どんなにスタッフや参加者の責任感で支えていられるか、今まで数十年全く無事故で開催されてきたのか、その覚悟が痛感されます。
印刷会社も円安や物資光熱費高騰から、値上げせずにはいられなかったようです。私も来年にはコミケ復帰をしたいのですが、果たしてこのままの物価高が続く状態で実現出来るか、分からないでいます。
二次創作の畑で育てられて来た若い才能が、これからも世に出て来られるのか。密集雪崩事故だけでなく、他の事件や政治と宗教スキャンダルからも、暗く重い危機感を覚えずにはいられない11月になりそうです。
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