巨門星の舌禍
こんにちは、星のさざめきです。
本日のテーマは舌禍。
紫微斗数では舌禍=巨門星ですよね。
普段から巨門星について誤解されているなあと感じることがあるのですが、それは「命宮に巨門星がある人のみが何かしら舌禍の気があるんでしょ。」と思っている人が多い印象。何なら「命宮巨門(特に辰戌)の人は可哀想よね。でもワタクシは違うもの~。」とすら思ってそう(-_-;)。
でも実際はそんなことはなくてですね、もちろん命宮巨門に当然その気は大いにあるんですが、星の配合によっては命宮が巨門星じゃあなくったって思いも寄らずその人物が舌禍パターンに当てはまってしまっていることはままあります。ちゃんと計算したことはないけど(たぶん)人類の五分の一程度はそうなんじゃないかな?うっすらとそう思います。
逆に、西洋占星術でその人物が舌禍であるかを推し量るという手法はあまり聞かないですよね。いや、もちろん手法が全く無い訳はないのですけども。
例えばあなたは頭の回転がとても早くおしゃべりな傾向ですねとか、いつも自分が喋っていないと気が済まないですよねとかそういうのはあるんですが、”舌禍”とまで言われることってほぼないですよね😨。
だから、西洋占星術オンリーな人は自分に舌禍の気があると指摘されませんし、たとえ自分が占い師でも一生気付かないかも、という構造になっています(ここで西洋占星術批判をしたい訳ではないよ)。
話は変わりますが、例えば以前書いた記事で登場した人なんかがモロ舌禍タイプ。
初めて来店した客(つまりお互い初対面)に、いきなり政治思想の話とか吹っ掛けて演説みたいなことしたらフツー引くよ?
技術で売ってる人なのだからその辺は徐々に時間をかけてコミュニケーションとっていき、そういうこと話しても大丈夫なお客さんかな?っていうのが確信できた時点で初めてすることでしょ。
そもそもいきなり会って5分で客の趣味を聞くなり「西洋美術なんかより浮世絵の方がよほど素晴らしいのだ!」とか言ったら間違いなくヤバイ奴認定される訳です(そもそも西洋美術と浮世絵なんて単純比較できないって話よ)。
ネットの発達によりこういう舌禍の人がどんどん明るみに出てきているのですが、やはり人類の五分の一程度の人がそうなんだろうな、と思います。
また、これもよく誤解がありますが、いわゆる”愛されキャラ”の人、つまり親に愛情をたっぷりと注がれて成長した人は舌禍ではない、というのは嘘ですね。
何故嘘だと言うかって?そりゃいくら愛されキャラだと言えどその人物の命盤に舌禍の気があれば、よほど忍耐強く親に躾られた人以外は通常生活で滲み出てきますよ。愛されまくって育ったが故に、毒親家庭の人の気持ちが分からず人を傷つける発言を平気でするなんてゴマンと聞く話でっせ。
まあいずれにせよ、紫微斗数では舌禍についてかなり慎重&重く取扱います。これはつまり人類がずーーーーっと過去も(未来も)抱える問題ってことです。お互い気を付けましょう。ご自分で命盤読める人はこのお盆期間に再度確認されるのも一考かもしれません。
それでは!
P.S.さっきスーパー行ったら水という水は全て売り切れ状態(名古屋市内)。異常ですわ。