星に向ける意識について
こんにちは、星のさざめきです。
突然ですが、皆様は星に向ける意識についてお考えになられたことありますでしょうか?
これ、潜在意識ではなくて”意識”ですから大変自覚しやすいのですが
実際に過去のご相談事例で多いものを以下に挙げますと、
例1:
「中年の危機(ミドルエイジ・クライシス)」
✔T冥王星とN冥王星がスクエア(90°)
✔T海王星とN海王星がスクエア(90°)
✔T天王星とN天王星がオポジション(180°)
※ちょうどこの時期に当てはまる方からのご相談ってとても多いんです。
例2:
「サターンリターン(土星回帰)」
29年周期で起こる言わずと知れた土星回帰現象で、漫画の人気も高くサターンリターンという言葉が最近では一般の方にも随分と知られるようになりましたね。
※特に鑑定では50代の方からのご相談が圧倒的に多いです。
例3:
「木星逆行」
ちょうど9月4日に木星逆行がはじまりました。今年の大晦日までの区切りです。
※どんなことに気をつければ良いのかなど、つい最近もご相談受けました。
例4:
「病態」
※非常にセンシティブな内容となるケースも多いです。占星術ではどんな病気にかかりやすいか体質をみたり、かかりやすい時期もみます。必ず医師の診断も仰ぐようお願いしております。
まだまだ挙げ出したらキリがないんだけど、そうだなあ例えば例2のケースだと、大半のご依頼者様の頭の中は(おそらく)こうなっているんじゃないかなあ。
ああ、ついに土星が2度目の回帰を迎える→
人生の苦悩が束になって襲って来る、あるいは苦境に陥るかも、それとも年齢的にも何かの病気?になるのだろうか。仕事をクビになるのだろうか。例え自分が無事だったとしても、この土星の厄が自分の子どもに行ったりしないだろうか。それとも予想だにしなかったような悪い出来事が起こるのだろうか→
今だって人生大変なのにそんなことになったらもう本当に困る→
一体何が起こるのか(ゾワゾワ)→
土星マジ怖オソロシ~
でもこのストーリー、土星が悪者扱いされてしまっては余りにもかわいそうではないでしょうか?それと、
こういう形で土星に対して意識を向けていると、本当にそうなって自分に全部はね返ってきやしませんでしょうか?
いや、仰ることは確かに正論、お気持ちは充分痛いほど分かりますよ。
例えば私は紫微斗数の天機星っていう星に化忌星がついてますから、もう笑っちゃうくらいに何から何まで天機星に囚われて生きているって分かってから(性格性質や病態もそっくりそのまま天機星の影響受けまくり)、もうホントこんな星(天機星は虚星だから実態はないのだが)無くなってしまえばいいのに‼って何度思ったか分かりません。
でも、ある時からこのストーリーに嵌ったまま生きているのは不味いんじゃないか?天機星という星は実は自分に色々と示唆してくれる星なのではないか?天機星という星の影響で、確かに自分の人生に偏りが生じているけれども、だからこそ自覚して修正する方向で何とかならないだろうか?
と少しず~つまるで薄皮を剝ぐように理解が進みだしてからというもの、自分の考え方がいかに良くなかったかが分かって天機星にはメンゴしました(古ッ)。
最近では陀羅星と言う一般的に忌み嫌われる星とも少しずつだけど仲良くなりつつあるよ☆彡
でも、なかなか難しいのが、偏りが強ければ強いほど「自分の考えこそが正しい!」となってしまいますよね。あと、これ言ってしまって良いものか迷うけど、どうしても人間は年齢を重ねるにつれてどんどん頑固になるし、年を取ると不機嫌になっていく人も実際には多いのが実情かと思います。
だからこそ占星術を通じて自分の中の偏りを修正してバランス感覚を養うという作業が日々必要であって、これだから占星術好きがやめられないんですよね~。
ということで、今回は星に対する意識の向け方についてのお話でした。
あなた様の星に対する向き合い方について、何かしらヒントになりましたら幸いです。
ではでは~