便利さと危険
刃物は危ない
たしかに使用方法を間違ってしまうと危険です
でも正しく使えば
便利で、自分の世界を広げてくれるものになります
油断は禁物
木工ドリルも刃物のひとつです
刃先やラセン部も鋭いです
使ったあとは刃先が熱くなっているので
触ると火傷をする場合もあります
さらに電動工具に取付けて使用するので
刃物に手が近づいた状態で
誤って電動工具のトリガーを引いてしまったりすると大変です
作業中も手が刃物に近づいた状態だと
万が一、刃先が横滑りしたりすると危険です
ネジで固定している製品もたくさんあります
そのネジがきちんとしまっていない状態で使用することも怪我に繋がります
これくらいなら大丈夫、自分に限って・・・はNG
これは工具を使うことに慣れた人であっても
そうでない人であっても同じです
ワークショップを開催するにあたっても
最初に注意事項をお伝えしています
人間はじめての時は慎重ですが
作業に夢中になっていくうちに
慣れてしまうとつい最初の慎重さが薄れてしまい
手と刃物が近づいてしまうということがあります
なので気付いた都度、何度でもお声がけするようにしています
少しずつ
カッターナイフやはさみ、包丁をつかうときも
最初は怖かったと思います
でも正しい使い方を知ることで
できることの幅が広がったのではないでしょうか
木工ドリルも同じです
子供さんだと最初は電動工具を使っての作業は怖いかもしれません
そんな時は手廻し用からはじめてみるのもいいと思います
特に低学年のお子さんの場合、電動工具自体も重たいので
すぐに疲れてしまうと思います
そうすると集中力を欠いてしまうことにも繋がります
一気に電動工具を使うところまでいかなくても
少しずつ進んでいくのが良いのではないかなと思います
下穴あけ、ビス締め、ヒートン廻し機能が1本に詰まった木ネジトリオは低学年向けの教具としても取り入れやすいのではないでしょうか
道具選び
使う道具選びも大切だと思います
木工ドリルの場合、先ネジと先三角の特性を知っていただくのも大切なことです
それを知らないまま使ってしまうと
目的の穴あけが思うようにできないこともあり、それはあまりにもったいないです
ちなみに先ネジと先三角のいいとこ取り、いやそれ以上かもしれないのが竹用ドリルです
自分でスピードコントロールできるので初めての方でも使いやすいドリルです
はじめての人でもきれいに穴をあけることができて、難しいと思っていた穴あけが一気に近く感じられる、そんなドリルです
この竹用ドリルは教具としてはもちろん、ワークショップにもおすすめです
DIYerから職人さんまで幅広くご愛用いただいています
伝える
使い方を間違えてしまうと危険なことがあります
その製品の本来のパフォーマンスが発揮されないことがあります
そうならないためにも「正しい使い方」を知っていただきたいと思います
そして我々メーカーはそれをしっかりお伝えしていかなければなりません
製品パッケージ、カタログ、webサイト、YouTube、X、Instagram、Facebook、blog、そしてnote
スターエムでは今これらの媒体で製品の情報をお届けしています
製品をお使いの際にはぜひ一度ご覧いただけると嬉しいです
世の中には便利な道具がたくさんあります
だからこそ正しくお使いいただいて
安全に快適に
ものづくりを楽しんでいただけたらなと思います