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何度でも何度でも

ひとくちに「伝える」と言ってもなかなか難しいのが現実であります
同じことを伝えても受け取り方は人それぞれ
伝えたい想いが届かないこともある
違った捉え方をされてしまうこともある
製品のことを伝えることも難しいです
それでも伝え続けるしかないのです

ある意味「3K」なの?

自在錐(じざいきり)という製品があります
普通の木工ドリルは1本で1サイズの穴あけしかできませんが、自在錐は一台で幅広いサイズの穴あけができる製品です
木工ドリルが木を削りながら穴を開けるのに対して、自在錐は穴をくり抜くといった感じです
その自在錐ですが、怖い・危険・怪我しそう という3Kのイメージが強いと思います
SNSでもそういうお声を見ることがよくあります
確かにあの大きさのものがぶんぶん回転するのだからそう思う方もいらっしゃると思います
もちろん正しい使い方をされていても、刃物ですし絶対に安全ですとは言い切れない部分はあります
しかし、正しくお使いいただくことでリスクは軽減されると思います
自在錐も日本製のものだけでなく、海外製のものも増えてきました
海外製の自在錐についての注意点や穴あけのポイントは検証を行っていませんのでわかりかねますが、弊社で製造している自在錐についてはお伝えできるポイントはしっかりとお伝えしていきたいと思います

自在錐の種類

自在錐には次のような種類があります
No.36 自在錐
No.36X 充電ドリル用自在錐
No.36T 超硬自在錐
No.36D ダイヤモンド自在錐
No.37 金工用自在錐
No.5010 ワンタッチ自在錐
No.5010T 超硬ワンタッチ自在錐
No.5010D ダイヤモンドワンタッチ自在錐
No.5010A アジャスト自在錐
No.5010AT 超硬アジャスト自在錐

こんなに種類があると選ぶのに困りますが、大きくわけると2シリーズです
 No.36・37シリーズ ←サイズ変更に工具が必要
 No.5010シリーズ ←サイズ変更に工具が不要
サイズ変更に工具が不要なのはとても楽です

No.36X 充電ドリル用自在錐

これが自在錐シリーズで人気No.1の製品です

充電ドリル用自在錐

一番の特長は、軸が6.35mm六角軸なのでインパクトドライバでも使用できるということだと思います
ドリルドライバでもご使用いただけます(おすすめはドリルドライバです)
今回はこの製品をちょっと詳しくみていきたいと思います

しっかりと

これはどの製品をご使用いただく際にもいえることですが、ご使用前にはネジがしっかりと締まっているかを必ずご確認ください
そして電動工具は両手でしっかりと保持してください

適正な電動工具

穴あけの途中に回転が止まってしまうことがあります
これは電動工具の持つトルク以上に負荷がかかっている状態になるからです
回転が途中で止まってしまうと、手をひねったりする原因にもなります
電動工具のパワーも穴あけにおいては重要です
ドリルドライバ、インパクトドライバは14.4V以上のものをご使用ください
適正な電動工具をお使いいただくことも製品を安全にご使用いただくためには大切なことです

ネジの力に任せてみましょう

充電ドリル用自在錐のセンタードリルは先ネジタイプになっています
穴をあけるとなるとどうしても押さえてしまいがちですが、先ネジタイプということはネジの力で引き込んでいくということです
それに電動工具の重みも加わるので押さえる必要はありません
逆に押さえてしまうことで負荷がかかり過ぎてしまいます
そうすると回転が止まってしまい、それでも押さえ続けてしまうと軸に負荷がかかったり、アンビルに半掛りの状態になり軸が折れてしまうという状態が起こります
特にインパクトドライバでのご使用の際はバリバリバリッとインパクトがかかりはじめたら錐を軽く上下させていただき、インパクトがかかっていない状態から再度穴あけをしてみてください

↓↓↓動画もご覧ください↓↓↓

両刃でバランスよく

穴あけの際にはできるだけまっすぐにあけるということもポイントになります
充電ドリル用自在錐は両刃タイプです
左右に刃があることで片刃タイプ(刃が片方にしかついていない)よりもバランス良く穴あけができます
難しい場合は充電自在錐用ダストカバーがおすすめです
ジャバラ状のカバーがガイドの役割もしてくれるのでまっすぐに穴あけがしやすくなります
本体がカバーに覆われるので、安全安心感もあります

スターエムの自在錐シリーズはNo.37 金工用自在錐だけは片刃になっていますが、これは金工用自在錐はボール盤でのご使用となるため片刃でもバランスのよい穴あけという点はクリアできるからです

充電ドリル用ダストカバーをセットして使用

大切なことは何度でも

製品を正しく安全にお使いいただけるように、ポイントのやコツなどは何度でも繰り返しお伝えしていきたいと思います
ひとりでも多くの方に安全に作業を行っていただき、穴あけを楽しんでいただきたいからです

今は「充電ドリル用自在錐」と検索すると、様々な自在錐が出てきます
そんな数ある自在錐の中からスターエムの充電ドリル用自在錐を選んでいただけると嬉しいです