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偶然?それとも、必然?な再会。

先日、不思議な出来事がありました。

友人に連れられて図書館に遊びに来てくださった皆さんの中で、どこかで見たことがあるなぁという方が。誰だろう、とずっと考えていると、「あの…」とむこうから話かけてくれました。

あ、もしかして!

そう、私が移住してまだ1年ぐらいだったころ、ある企画でご一緒した方。

その企画というのは、「お金」をテーマにしたグループインタビューで、ある雑誌の一つの企画でした。

そう、私はまだ、シェアハウスを始めたばかりのころで、「お金」をテーマにと言われても、まだ挑戦をはじめたばかりで、うまく回っているとはいいがたいのだけど…なんて思いながら参加した会。

でも、東京でそれなりの収入を得て、安定して働いていたにも関わらず、単身移住。収入は激減したのに、豊かさはアップした、なんて話、おもしろいと、興味をもってくださったのです。

いろんな環境でいろんな働き方をしている人と、2時間ほど話をして、まとまった記事。

ちょうど図書館にその時のインタビュー記事があって、懐かしい、と、その場にいた皆さんで読み返してしまいました。

5年後、10年後、どうなっていたいですか?という質問にそういえば答えていた。

「いすみに住みながら、たくさんの地方を訪れ、いなかで生きてく術を身につけて確立したい」。

あ、そんなことを思っていたのか、と自分自身驚きつつ、ちゃんと確立できかのかな、と問いながら、それでも、私はまだこの場所にいる、なんていろんな思いが交錯してしまいました。ちゃんと思い描いていた「未来」になったのかな。それは自分ではわからないけれど、移住当時から私を知る友人から見えれば「ちゃんと叶ってるじゃん」なんだとか。

偶然再会したその方と、お会いするのは、あのインタビューの時以来。

でもfacebookでつながっていて、「あの後」の様子をお互い、知らず知らずにみていたんですね。数年ぶりという感じもせず、偶然な再会がなんだかうれしかった。お互いにあの時から立場も環境も変わったけれど、お互いがんばっているんだね、なんて。

わざわざ連絡をするほどでもないけれど、偶然でも「再会」できたことで、何かががらっと変わった感じがしました。言葉にはうまくできないけれど、何かが。

そういえば、facebookを見ては、時々ふと、どうしてるかな、なんて思いだしては、でも連絡するほどでもないし、なんて思っていた人と、共通の知人を介して何十年ぶりに再会するなんてこともあったな。

再会して話をしてみたら、実はお互いがお互いやっていることが気になっていて「再会」のチャンスをどこかで求めてたと知って、笑ったけれど。「一緒に何かができたらいいね」と、今、その人とあるプロジェクトを進行中。カタチになるのが楽しみだ。

ずっと昔の記憶でも、ふと思い出したり、頭の隅に残っていたり、そういうコトっていつか、どこかでつながっていくのかな。

偶然のような必然のような、そんなつながり。最近は、本当にそんなつながりを感じることが増えたけれど、ご縁とは、本当にわからないものですね。だからこそ、ひとつひとつを大切にしたいなと思います。

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三星千絵|房総いすみでローカルに暮らし働く。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 シェアハウス、図書館、カフェ&シェアオフィス。まだまだ地域の資源を活かして、新しいコト、生みだします!遠くからでも応援してもらえるとうれしいです。