『凡人のための地域再生入門』
今日は久しぶりの雨ですね。しばらく雨が降っていなかったので、畑がずいぶんと潤いそうです。
ほんとは庭木の手入れをしたかったのだけど、この天気ならば仕方がない。おとなしく、家で事務処理をしました。
パソコンとにらめっこに疲れた時は、読書が一番。今日も1冊読み終えました。
今回読んだ本は「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地方再生入門」。
以前から、著者である木下さんの本は何冊か読んだことがあったのですが、最新刊が出版されたということで、読んでみました。
固いビジネス書かなと思っていたら、小説になっていてとても読みやすく、あっという間に読んでしまいました。
読んでみて、まず思ったのは、あぁすごいリアルだ、ということ。主人公が、これは自分か!?と思うくらい、私が移住してから経験したことがそっくりそのまま、いくつも出てくる。
あぁ、こういうことあるな、とか、私もここで失敗したな、とか。
著書である木下さんが、長年の経験の中で培ったものが、小説という形で解りやすく表現されていて、本当にリアルだった。きっと日本全国こういうことがおきているんだろうな。
移住歴が長くなればながくなるほど、色々なコトを知り、色々なモノが見えてくる。時に納得いかないことも、時に押しつぶされそうになることも。それはなぜか、というのを丁寧に描いているような気がします。
本当に、木下さんは、たくさんの現場を経験されたのではないでしょうか。
主人公の瀬戸くんの、Uターンしてからの10年間のこと。ひとつひとつの出来事は、まさにこれから地方で何かをはじめたいという人には、知っておいてもらいたいことばかり。
今の地方のリアルを知りたい人にはぜひ、読んでほしい1冊です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 シェアハウス、図書館、カフェ&シェアオフィス。まだまだ地域の資源を活かして、新しいコト、生みだします!遠くからでも応援してもらえるとうれしいです。