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映画『女王トミュリス 史上最強の戦士』
2020年/製作国:カザフスタン/上映時間:127分
原題 Tomiris
監督 アカン・サタイェフ
予告編(日本版)
予告編(海外版)
STORY
戦え、自由のために。
紀元前550年頃の中央アジアの草原=ステップ地帯。マッサゲタイ族の長である父と家族を殺され、すべてを奪われた少女トミュリス。
群雄割拠する草原の厳しい時代の中、孤独に耐えながらも鍛錬を重ね、バラバラになった臣下、新しい仲間を得て、成長したトミュリスは復讐を果たす。
家族、一族が増え、徐々にマッサゲタイ国を大きくしていくトミュリスだったが、すぐ隣国にまで迫る空前の大帝国アケネメス朝ペルシアのキュロス大王が配下になるよう脅してくる。
トミュリスは脅しに屈せず、圧倒的な兵力差のペルシア軍を相手に、巧みな戦術と最強の戦士と称される自らと民族の誇りを懸けて戦いを挑む!
補足情報
☆歴史上、最も強く美しき女王トミュリス
世界の半分を征服していたキュロス大王率いる空前の大帝国ペルシアに戦いを挑む!
女王トミュリスとは
紀元前530年頃の人物。中央アジアのカスピ海東岸に勢力を有していたマッサゲタイ族の女王
容姿端麗、頭脳明晰、カリスマ性を持ちあわせ、史上最強の戦士と称される。
☆怒涛のクライマックス! 歴史に名を残す戦い&圧巻の合戦アクションシーン!
騎兵、歩兵、弓兵、槍兵に分かれ、矢を射合い、飛びかかり槍や剣をもって激突し、混戦の中で一騎討ちを繰り広げられる激戦は、圧倒的スピードと残忍さ、豪快に飛び散る血しぶき、闘争心を刺激するブルータルな見せ場の連続に驚愕させられる!
長時間にわたり戦い、互いに譲らず、双方ともに退こうとしなかったこの戦争は、異邦人の戦争の中で、最も激しい最初の戦いと言われている。
レビュー
「トミュリス」という女性が実在し、汚い策略を用いながら侵略してきた大帝国「アケメネス朝ペルシャ」の本軍を、その敵将キュロス2世の首を獲った上で降したという胸の熱くなる歴史を知るきっかけを与えてくれた、アクション・エンターテインメント超大作。
ツボを押さえた「脚本」良し、素敵な「衣装」や「音楽」良し、カッコいい「アクション」良し、そしてハマリ役の「俳優」等もよし、な、(個人的には)とても美味しい一本。
主人公「トミュリス」を演じる俳優はそれぞれに素晴らしく、一番大切な成人役を演じた Almira Tursynは華と力を兼ね備え、このアルミラ・ターシンを得た時点で本作は一定以上のレベルをクリアしたと言っても過言ではありません。
まぁ、ちょっと御覧くださいませ ⇩
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そしてまた敵役も良いのです。غَسَّان مَسْعُود。
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リドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズカット』をオーランド・ブルーム目当てで鑑賞し、しかし観終わったときにはハッサン・マスード(サラディン役)のファンになっていたという…、それくらいビビっときた俳優さん。
素敵な中年男性特有の「コク」というか、「ダシ」というか…とにかく滋味が溢れ出てらっしゃいます。
やっぱり敵役がシャキッとしていると、倒した時のカタルシスもガツンと来て満足するんですよね。
で、更には脇役たちも素晴らしくて、特にサルダナ役のAizhan Lighgは個人的にイチオシです。
顔からしてキレがありカッコいいのですけれども、戦闘時の動きがまた素晴らしくて…
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まだ複数人、大画面のアップに映える顔の持ち主達が出演してらして、もっと×2語りたい「人」も「事」も山とあるのですけれども、キリがないので今回はこの辺で…(いつか追記するかもです)
ARTWORK
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