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絵師 『きろばいと』の世界

 ※複製していた「下書き」を消そうとしたらミスって「本編」を消してしまったため折角いただいた「スキ」が全て消えてしまいました。「スキ」してくださった6名様、ありがとう&消しちゃってゴメンなさ~い💦


 『きろばいと』の作品には、書籍にて出会った。
 その当時の自分はどのような書庫を所有したいかを夢想する日々で、植物や水の流れ(「森」と「小川」的な)、陰影の美しいライトアップ等を配した非現実的なアイディアを思い浮かべては「でも本と湿気は…」「ライトの付け所次第ではお掃除とライト交換が……」と、妄想して楽しんでいた。
 そんなある日、書店にて偶然以下の絵とバッタリ出合い、驚いた。光の加減も、本棚の並ぶ通路の横幅も(ちなみに本棚の並ぶ場所とは別に読書のための広い空間も有るという妄想設定)、ライトアップの感じも、蔦の絡み具合も、「まさに……」という世界が広がっていたのだ。

 話しは飛ぶが先日「noto」にて、映画好きの方が理想の自室について語る記事を読み、感覚的に似た雰囲気を感じた。
 理想の趣味部屋というものには当然、その人の気質や世界観が色濃く現出するものであるけれど、どうやらその方も自分も「理想の趣味部屋に他人を招くための空間を作るつもりはない」らしい……というような気がして面白く(その方に関しては実際は真逆かもしれませんけれども)、「きろばいと」を紹介しながらそのことも記してみようかと、ふと思い立った次第なのだ。

 ただ偶然の出会い後、定期的にネット検索を繰り返してはいるものの、「きろばいと」の新作や新たな活動に行きつくことは、残念ながら出来ていない。
 更にはいつしかHPも削除されてしまった。
 しかしながら「きろばいと」の描く新作に出会いたく、諦めきれない日々を過ごしている(あぁ、今なら一体どのような作品を描くのであろうか……)。
 といった状況ではあるものの、活動をなさっているのかどうかはともかくとして、なによりも絵師「きろばいと」が健康で元気に生きていてくださったらと、心より想うと共に、切に願っている。
 大好きな絵師も素晴らしい絵師も数多あまたいるが、私の感情と心象風景を最も的確に絵にしてくれたのは、「きろばいと」その人なのだ。


 韓国にも紹介なさっている方がいらして、上記以外の他の作品も少しご覧いただけます⇩
 ※記事に記載したかった好きな絵、複数あり



出会いのきっかけとなった書籍

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