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映画『子どもたちはもう遊ばない』『苦悩のリスト』

『子どもたちはもう遊ばない』 ドキュメンタリー作品
2024年/製作国:イラン、イギリス、イスラエル/上映時間:62分 
原題
 Here Children Do Not Play Together
監督 モフセン・マフマルバフ

『苦悩のリスト』 ドキュメンタリー作品
2024年/製作国:イラン、イギリス、アフガニスタン/上映時間:67分 
原題 The List
監督 ハナ・マフマルバフ



予告編(日本版)



【解説/みどころ】

 イラン映画の巨匠モフセン・マフマルバフ監督が、ロケハンで訪れたエルサレムをスマートフォンで撮影したドキュメンタリー。イスラエルとパレスチナの紛争解決の糸口を探るために、旧市街地を探訪していく中で、紛争の根源にある問題点を浮かび上がらせていく。出演はアリ・ジャデ、ベンジャミン・フライデンバーグの他、エルサレムの市民たち。


STORY

 映画監督のモフセン・マフマルバフは、ロケハンでエルサレムを訪れる。2023年10月にハマスからの攻撃を受けた街には緊張感が見え隠れしていた。迷宮のような旧市街地をさまよいながら、監督はパレスチナ人ダンスグループや、ユダヤ系の若者たちに出会う。


レビュー

 ⇩ にペタリンコした公式サイトが素晴らしいので、よろしければ御覧ください。

公式サイト



その他

VOGUE Japan(マフマルバフ監督のインタビュー)


動画
 両動画とも、センスのカケラも無いBGMが全編に渡り耳障りで邪魔ですけれども、話しの内容が良いので我慢しましょう


映画専科「 VISION OF MAKHMALBAF 」

 
 宗教に関するマフマルバフ監督の発言15:18は、私のような日本人がしても全く問題はありませんけれども、イラン人である監督がするのは立場上とても勇気と覚悟の必要な発言であり、場合によっては大きなリスクを伴います。
 にしても私も全く同じ考えなので「言った~!マフマルバフ監督言ってくれたよ~!」と喜んでしまいました。監督が言うと説得力が違いますから!
 またドキュメンタリーの大切さにも言及なさっておられますけれども、全く同感です。映画をある程度観ていると、そのことに気付くんですよね。

 本作の企画等を担当したショーレ・ゴルパリアンさんの著書『映画の旅びと―イランから日本へ』は、今年の初めころか昨年読みましたけれども、とても面白かったです。
 イラン映画を愛する方に、オススメです!


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