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映画『ハニーランド 永遠の谷』

2019年/製作国:北マケドニア/上映時間:86分 ドキュメンタリー作品
原題
 Honeyland
監督 タマラ・コテフスカ リュボミル・ステファノフ




予告編(日本版)


予告編(海外版)


STORY

 マケドニア。
 山岳地帯の僻地の村に住むトルコ系住民の女性ハティツェは、年老いた母親と二人暮らし。電気や水道は無く、夜にはロウソクの灯りにて過ごし、雪を溶かして水を得ることもある生活をしている。

 ハティツェは太古より受け継がれてきたのであろうルールに従う養蜂者。蜂蜜の採取作業は素手で行う。
 彼女は言う「ハチミツの半分はわたしたちに、半分は蜂に残す」。
 自然と共に、穏やかに生きるハティツェの世界は、調和に満ちている。
 
 しかしある日、隣に越してきた牧畜を生業とする大家族の父親により、その調和のとれた美しい世界は、大きな危機に見舞われる……

 

レビュー

 「今だけカネだけ自分だけ」の、「欲望にまみれたヒトたち」がいる。
 しかしその一方で「欲望を律することの出来る人たち」もいる。
 
 それらの人々の決定的な違いとは、いったい何か。
 本作はそれを、完璧なまでに捉えている。 




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