国語(現代文)が嫌いな人へ贈る話③テストで点を落とさない読解の勉強法
前回のnoteでは、テスト対策の勉強を始める前に身につけておきたい内容を紹介しました。
【①選択②穴埋め③記述の順にトレーニングする】
短い文章でのトレーニングが進んだら、実際の問題形式と同様の形で、回答の仕方や解き方を学んでいきます。
①選択問題、②穴埋め問題、③記述問題と進めるのがおすすめです。この順番で進めると、テストで必要な読解の能力をスムーズに身につけることができます。
【①選択問題を解く方法】
まずは選択問題の考え方です。この段階は、問題文にもとづき本文で必要な部分を探すトレーニングです。
先に問題文と選択肢を読みましょう。問題文を読むことで、本文のどこを読まなければいけないのか把握でき、関連しそうな部分を意識しながら読むことができます。選択問題は必ずその中に答えがあり、考えなければいけないことは少ないため、最初のトレーニングにおすすめです。
例えば正しいものを1つ選ぶ4択問題の場合、「どれが当てはまるか」で考えるのではなく、「当てはまらないもの」を消していく方が成績が上がります。当てはまりそうなものを考えてしまうと、自分の想像や解釈を挟んでしまう余地ができ、どれも正解に見えてしまうことがあります。それよりも、当てはまらないものを選ぶ方が簡単で、客観的な理由付けもしやすいです。
選択肢から候補を消していくときの最も多い理由は、「本文にないから」です。
前々回のnoteでも書いたように、国語は本文に書いてあることしか問題にできないので、本文に書いてないことは不正解の可能性が高いです。
【②穴埋め問題を解く方法】
次は穴埋め問題の考え方です。
穴埋め問題は、本文の一部を要約し、さらに空欄を作って出題されます。まずは問題文を読み、それから本文のどこを読まなければいけないのか把握します。本文でその箇所が見つかったら、似た言葉や同じことを言っている表現を探し、空欄を埋めていきます。問題文の要約の仕方によっては1箇所に書いてあるとは限らないため、全体から似たようなことを言っている部分を見つけておくことが重要です。穴埋め問題のトレーニングで、本文から文章として必要な部分を探すトレーニングができます。
なんとなく本文を探すのではなく、「同じ言葉・表現だから」「ここに書いてあるから」など理由を考えながら勉強を進めると良いです。
【③記述問題を解く方法】
最後に、記述問題の考え方です。意外に思うかもしれませんが、本文の読解法があるのはもちろんですが問題文にも読み方があり、いくつか重要なポイントがあります。
本文と問題文はどちらから読むのが良いと思いますか?
正解は、問題文からです。
国語のテストで必ず出題される記述問題は、まず問題文を読み、
1.何を答えなければいけないのか?を把握する
2.答え方(文末)を決める
ことが重要です。あとは本文の必要箇所を探し、指定字数で書くだけです。
先に問題文を読む習慣をつけると、(問題の構成によりますが)本文の意味があまり分からなくても、全文を読まなくても答えを書くことができます。
選択問題、穴埋め問題と異なる点は、自分で文章を書き指定字数でまとめることです。最初のうちは、書かなければいけない内容を全て盛り込めていれば、言葉の繋がりがおかしくても、指定字数から離れていても構いません。解答解説を読み、自分で書いた回答と見比べてください。書く内容の優先順位の付け方や、指定字数にまとめる書き方がわかると思います。
これが、国語のテストでの読解です。そして、これはテストの解き方ではありますが、他の勉強や仕事でも応用できるスキルです。
次回は、私が実際に家庭教師としてお子様と国語の勉強をする際の進め方を紹介します。
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