学校のワークだけで、テストの点数を50点上げた方法

【学校の授業以外での学習】

皆様のお子様は、学校の授業の他に、どのようなものを使って勉強を進めていますか？
・市販の参考書、問題集
・通信教育
・塾の授業や、その宿題
特に何もやっていないお子様もいるかもしれません。
学校の成績を上げるテストのための学習には、理解、復習、テストの３ステップが必要です。
学校の授業は主に理解を担っているため、復習の大部分は自分でやらないといけません。
それでは、何を使って復習を進めたら良いと思いますか？

【学校のワークを活用する】

私は、学校で教科書と一緒に配られるワークを活用するのが最も簡単で、合理的な方法だと思っています。
その理由は、学校のテストに出る問題のほとんどがワークや教科書、宿題から出題されるからです。お子様が、テストの範囲表を持ち帰ってきたら、ぜひ一緒に見てみてください。多くの教科で、ワークの範囲も指定されていると思います。つまり、出題される可能性が高いということです。テスト日までの宿題になっていることもありますね。

【1年で50点上がったお子様の話】

昨年、学校のワークだけで、1年で50点上がったお子様の話を紹介します。
そのお子様の学校では、ワークが毎授業後宿題になっていました。ワークの問題の半分は自力でできていたため、ワークを復習に使うことで同時に宿題もでき、効率よく学習を進められると考えました。テスト前日までに、時間がなくても最低２周、できれば３周以上ワークの内容を復習しました。春から一緒にお勉強を始め、冬頃には、安定して80～90点を取れるようになりました。必要な知識を一通り理解できている時は、挨拶と取り組む問題の指定以外は、私は横にいるだけで全くしゃべらないという日もありました。これが、「授業をしない」という意味です。理解不足の部分はもちろん丁寧に説明しますが、基本的に学習は本人が手を動かし問題を解いて行うものなのです。

【自分に合った復習の方法を見つけることが重要】

事例で紹介したお子様は、ワークの問題をある程度自力で解けていました。学校のワークを使うのが合理的だと思っていますが、ワークの問題を自力で解くのは難しいというお子様もいます。その場合は、復習以前に理解を補うステップが必要になります。
何ができていて、なにができないのか…など、現在の状況を把握し、適切な学習方法を見つけることが重要です！

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