身に付ければ成績は上がる。「勉強の作法」

以前のnote(数学が嫌いな人へ贈る話)で、勉強を進めるためにはまず身につけないといけない前提条件があると紹介しました。

例えば、四則演算や計算の順序、文章題では答えに単位が必要なことなどです。私はこれを、「数学(算数)の作法」と呼んでいます。
これを身につけていないととにかく数学の勉強は先に進みません。

【何かを学ぶときには大抵、形(かた)があります】

スポーツや武道、バレエ、ピアノ、書道など、全てのことにまずはこれを覚えましょうという体の使い方や、形(かた)がありませんか?同様に、勉強でもいわば形(かた)があります。私はその内容を「勉強の作法」と呼んでいます。

数学
四則演算と計算のルールを身につけている、用語の意味を正しく説明できる

国語(現代文)
漢字の読み書きができる、語彙がある、修飾ー被修飾や逆接・順接など日本語の文章構造を理解している

英語
アルファベットを覚えている、正しく発音できる、(中学生以上は)単語を覚えている、簡単な文法の知識(主語+動詞で並ぶことや、一文に1動詞など本当に基礎的なルール)がある

【「勉強の作法」と、「テストの基礎」】

これらは、基礎的な勉強のうちの一部として捉えられていますが、私は基礎的な勉強を「勉強の作法」と「テストや受験の基礎」にあえて分けて考えています。その理由は、勉強の作法を身につけてもすぐにテストや入試の過去問を解けるわけではないからです。いわゆる「受験の基礎」は、身についていれば過去問の一部や、一部の大学の過去問を解くことができ、受験における基礎問題を解くことができます。
しかし、「勉強の作法」は、足し算ができるだけで解ける問題がないのと同様に、それだけで入試問題を解くことはほぼできません。

どちらかというと、学校で本当に初歩の初歩でやるような内容に近く、勉強の作法が身についているかどうかは、テストの点数だけではわかりません。

問題のレベルに対しあまりにも時間がかかる、解説を読んでも問題の本質部分ではなく他の初歩的な部分で詰まってしまう時は、2つの可能性を考えてみてください。もう少し簡単なレベルに戻ればできるなら、単なる復習不足です。こちらの「数学が嫌いな人へ贈る話」を参考にしてみてください。数学の話ですが、他の教科にも応用が可能な内容です。

レベルを戻しても何かでつまずくようなら、どんどん遡っていくと勉強の作法に行き着く場合があります。私の経験では、このパターンは意外と多い印象です。科目別で確かめると、ある程度成績の良いお子様でも苦手科目では本当に初歩の部分でつまずいていて、私が考える勉強の作法が身に付いていないことも少なくありません。

それでは勉強の作法を身に付けるにはどうすれば良いでしょうか?

次回からは、「(教科名)が嫌いな人へ贈る話」シリーズを、教科毎にまとめます。その中で、教科ごとの勉強の作法を紹介していく予定です。

【Twitterではnoteの要約を発信しています!】

QRコードの読み取りか、タップで私のアカウントをフォローすることができます!Twitterではnoteの要約発信とnoteの更新をお知らせしています!DMから手軽に無料の学習相談をすることもできます!

画像1

【無料受験・学習相談実施中!】

私は家庭学習コンサルタントとして、現在のお勉強方法がお子様に合っているのか、アドバイスする活動を行っています!
・今のやり方で大丈夫だろうか?
・成績が思うように上がっていない…
・もっと良い勉強の仕方はないのか?
このようなお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひこのURLから無料相談へお申し込みください!

【相談を全てメールで完結することもできます!】

相談をご希望の方は、yuuki.dra1793@gmail.comまでご連絡ください!



いいなと思ったら応援しよう!