数学が嫌いな人へ贈る話①

【もう数学は嫌だ!】

先日、一緒に勉強している高校生から言われたことがなかなか頭から離れません。

「高2まで数学なんとか頑張って、3年生になってようやく数学から解放されたのに…もう数学は嫌です」

親も子も、似たようなことを思ったor思っている方はとても多いのではないでしょうか?

この生徒の場合、理系科目に苦手意識があり、私が家庭教師として一緒に勉強を始めるまで数学の点数は60点前後でした。

今回は、そこから短期間で80点以上まで上げたお話を紹介します。

【数学が苦手でも8割まで成績を上げた勉強法】

成績を上げた方法はとても簡単です。学校の授業で配られるプリントと、とても薄い参考書を1冊使っただけです。

定期テストは学校のプリントから出題されるため、これを何度も解き直し復習する必要がありました。しかし、学校のプリントは授業中に解説することを前提としているため、シンプルに用語の定義や公式、問題が載っているだけで、+αの書き込みは生徒に任されていました。これではいきなり復習に使うことができません。その理由は、問題の解説が全くなく、なぜその式になるのか?なぜその公式を使うのか?自分でもう一度読み解かないといけないからです。自分で書いているプリントなのに…もちろん、普段からその作業をやっている人であれば問題ないのですが、概して苦手教科は後回しにしがちです。

そこで、単元のポイントだけを押さえ問題のレベルが簡単で効率よく復習できるとても薄い参考書を1冊使い、しっかり解説を読みながら例題を解き、公式の使い方や式の作り方をインプットしていきました。

この参考書が、ランダムに問題を選んで解いても8割以上正解できるようになったら、学校のプリントに戻りテストまでひたすら問題演習の繰り返しです。先に薄い参考書で知識や解き方をインプットしたため、全く解説のない学校のプリントでもある程度自力で進めることができました。

【できれば、数学は受験戦略上外したくない科目です】

余談ですが、この生徒さんの場合は、高3になり授業で数学はなくなり、第一志望で目指す大学の受験でも数学は不要でした。受験のリスクヘッジとして英数の基礎ができていると進路の選択肢が広がるため、時間のかからない基礎的な参考書を念の為やってもらおうと思っていたところでした。それでも、落ち込んだ顔で「数学はもう嫌です」と宣言してきたので、数学は諦め別の受験戦略のアイディアを考えました。

【数学が苦手でも、テストで80点以上を目指すことは可能です】

ここまで読んでくださった皆さんは、少し元気が出たでしょうか?

高校生くらいまでで習う数学は、特殊な才能やセンスを必要としません。理解とトレーニングの積み重ねで他の教科と同様、きちんとできるようになります。これまで多くのお子様と勉強してきた経験から、数学に苦手意識を持ち始めるタイミングや原因があると感じています。ほとんどの場合、小学校の低学年で苦手意識ができ始めていると思います。次回の投稿では、【なぜ数学が嫌いになるんだろう?】というタイトルでお話しします。

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