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とあるコミュ障の話11。仲間という関係性から入ってきた甘い話。
前回
https://note.com/starfalcon/n/n7721817f205e
コミュニティにおいては、人が多くなると
問題が起きる可能性も高くなります。
私が通っていたコミュニケーションスクールで有志のグループがありましたが
私を入れて50人近い、結構な規模のグループでした。
同じグループの仲間であるのをいいことに、
ビジネスの勧誘を仲間内で行っていた事例もありました。
このことは、スクール生の有志のグループ内でも問題になっていて
実際に勧誘の被害を受けたという事例が散見された様でした。
同じ学びを進めた同志が集まったグループの末路
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同じスクールに通っていて、同じ学びをすることで、互いに進化成長し合う。
そこで仲間としての感情が芽生え、
有志で勉強会を開いたり、
同じ趣味を持つ者同士が集まったり、
あるいは飲み会をしたり。
こういったことは、自己啓発ではよくあることかと思います。
仲間同士の絆を深めた後に勉強会を自主的にしたり
仲を深め合うこと自体は、とてもいいことです。
しかし仲間という気軽さのある関係性であることから
自分の欲を満たすためのビジネス勧誘話を持ち込むケースが
当時のグループで問題視されていました。
同じスクール生であるのを口実に、
スクール生の間でいわゆる鼠講ビジネスの勧誘をしていた、
という事例がいくつかあったようで、
これが問題になって、私の所属していたスクール卒業生グループは
解散せざるを得なくなった過去があったのです。
仲間だからこそ手軽に行える勧誘
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私もグループ仲間の何人かから、誘いを受けたことがありました。
このことからグループでは勧誘行為が
比較的常習的なことだった、というのが伺えます。
解散もやむを得ないと思います。
個人的にそこまで親睦を深めていない人からの勧誘で、
食事に誘われて、そこでビジネスの勧誘、というパターンでした。
一度、契約の一歩手前まで行ったことがありました。
「一旦持ち帰る」といって親に相談した、
ということもあって、当時の私は契約を飲みませんでしたが。
同じ学びをした仲間だから、スッと入ってきやすい、
勧誘する側としてもやりやすいものがあるのでしょう。
仲間内での勧誘というのは、そうした心理を付け入るかの行為ですね。
終わりに
勧誘を受けたことを信頼する仲間に相談したことがありました。
勧誘してきた側の人は、とても向上心がある人。
なんかいいこと言ってる、だから
むしろ断る方が罪悪感が増長する、
みたいな不思議なことが起きてたりするんですね。
この当時、人に助けてもらって首を縦に振らなかったが、
もしこの時、自力で勧誘を阻止していれば、
この出来事から深く学んでいれば、
後年に激しく時間とお金を失うことなかったのでないか、
そうした後悔をすることになりました。