エネルギー切れの靴から伺えること。無意味な「執着」からの解放。

この日は久々の外出。外出してみて初めて
靴が壊れていることに気付かされました。
こんな壊れた靴で外出に行こうとしてたのか、盲目ここに極まれり。

靴は自分に来る厄から守ってくれるというが、
もうターニングポイントが来たようだ、ということか。

靴が壊れたのをみた時はもう限界で、買い替えの時期です。
確かに靴が不足するも同然なんで、早々に買い替えないと結構きつい。

履きやすさから履きまくっていた靴もついに。。

執着から離れるのが大事とは常言われていて、
自分は関係ないと思っていた節もあったんですね。

ところがどっこい、しっかり執着してたね、と。

邪気

ガス欠にならない体力づくりが大事だと思ったので、この日は外に出ることに。
ここで散々あげつらっている「満員電車」に乗って出かけます。

相変わらず都心に行けば行くほど多くの乗客が乗り降りするし、
皆が皆険しい表情で、思い思い会社という場に向かう。

会社辞めたいと思うのはほとんどの人間がそうだろう、
だけどそんな簡単にゃいかないんだ、という心の声が聞こえる。

学校教育では往々に「普通」であることをよしと教えられてきました。
同級生同士でテストの点数を競い合い、そこで優劣をつけまくる。
その結果がごらんの通り、東京の満員電車の有り様ということ。

会社に入っても社員同士で優劣を付け合い、出世争いを展開する。
会社の競争で負けた者は日陰に追いやられるから
我先と成果を出すために手段を選ばない。

日々1日でも早く辞められたら幸せと思えるような茶番劇が展開されるが
金がもらえる安定した人生を送れるのは会社にすがるしかない。

心を殺して流されるままに働き続ける奴隷たちが量産されたわけである。
これ、本当にふざけた話だと思うんだが、
曇り一つなき事実だからホラーだよな。

学校では怪談を教わったんだぜ。

足はとても敏感なセンサーで、邪気を吸い取るほどです。
足を守る靴は地面をついて歩きます。
日々様々な人が歩いているフィールドは邪気がこもり、
その邪気を吸い取った靴が壊れてしまう、

人が集まる場所は、靴が壊れるべくして壊れる場所です。

執着

会社辞めたくても貨幣というものがあるから、
貨幣主義がべったりくっついてるから辞めなくても辞められない、
くせになる味のお菓子みたいな感じになっているのです。

満員電車地獄から、毎日の残業地獄から、日々の茶番劇から
逃れたいと思っている人間はどれだけいるか?
満員電車になっている人間の中で、自分が溺れている自覚がある人間が、
果たしてどのくらいいる??

自分が溺れていることにすら、気づいていない人の方が多いのだろう。
それとも気づかないフリをしているのかな。

私も溺れててもどうにもならなかった記憶があります。
思うに酒の存在が自分の成長を妨げていたのか、
酒は嫌なことがあっても忘れてリセットするのに非常に便利でした。

今の環境がダメなんだって気づいても行動に迷いが起きてなかなか動けなかった。
「会社辞めるレース」も私はずっと最後尾。

会社を辞めるだけの実力をつけるのも遅ければ行動も遅い。
それだけ「安定」というのが魅力的だったから。
いつの間にか満員電車に押し込められながら
心を殺して働き続ける毎日が自分のコンフォートゾーンになったのです。

リセットしてまた思考停止するところからスタートしたので、
差し引きマイナスからのスタート。
リセットした分、再度頭で考える負担がとても重かったです。

世の人間はコロナでなく奴隷病に罹患している、
その病から抜け出そうとしない。
その病が悪だと知っていても辞めることはしない。

会社で一緒に仕事する人選べないとか、
仕事の内容選べないとか嫌なら辞めて起業すればいいが、
不平不満を抱える割にそれをしない。

世の中の人間、おかしなことに気づいてるのに辞めようとしないんだ。

私たちは奴隷になるために生まれてきたわけでないのに
奴隷のような人生をよしとして歩み続ける。

終わりに

楽しくない仕事をやり続ける奴隷的行為をいつまでやるんだろう。
定年までやるのか。私もフリーランスというものを知らないころは、
定年まで働くものだと信じきっていました、なんたって、
平日会社で働き続けているうちに、みるみるうちに心が死んでいくのだもの。

今思えばそんなことはとてもじゃないが
自分の後進世代には伝えられない。

追いかけても幸運が手に入らない理由は
来るものは拒まず、去る者は追わず。
こちらが追って逃げるものならそれは自分にフィットしないというだけのもの。

追いかけても木星は手に入らない。

溺れている人は、自分を助けてくれる「魔術師」を求めている。

あなたは溺れている人でしょうか?
あなたの靴は壊れていないでしょうか?

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