英語学習の全体像 【Star Eigo】
Star Eigoの考える英語学習の全体像を説明します。
①各カテゴリー
英語には大きく分けて、7つのカテゴリーがあります。それぞれのカテゴリーのレベルに応じて、学習内容を選ぶことで、より効率的に効果的にスキルを伸ばすことができます。
「Input(インプット)」
Listening&Readingは、聞くと読むというインプットの学習となります。得意な方は、学習のモチベーションを高めてくれます。
・Listeningが得意/好き
音楽を聴く、動画を観る
・Readingが得意/好き
本を読む、記事を読む
『Listening(リスニング)』
『Reading(リーディング)』
「Output(アウトプット)」
Speaking&Writingは、話すと書くというアウトプットの学習となります。得意な方は、学習のモチベーションを高めてくれます。
・Speakingが得意/好き
歌をうたう、会話をする
・Writingが得意/好き
日記を書く、チャットをする
『Speaking(スピーキング)』
『Writing(ライティング)』
Input と Outputの関係
Listeningを鍛えることで、Speakingに最も効果があります(逆も然り)
Readingを鍛えることで、Writiingに最も効果があります(逆も然り)
「Foundation(基礎)」
Grammar、Pronunciation、Vocabularyは、InputとOutputのカテゴリーを支える基盤となります。文法をよく知っていれば、読みやすくなるでしょう。発音の仕方を知っていれば、話しやすくなるでしょう。多くの単語を知っていれば、話しやすく書きやすくなるでしょう。
『Grammar(文法)』
『Pronunciation(発音)』
『Vocabulary(語彙)』
②学習フェーズ
自分の学習フェーズによって、英語学習を適切に調整しましょう。
1. 文法の学習を完了
「文法の学習を完了」の目安
以下の文法項目リストを見て、各文法項目の例文を大体はつくれるかどうか、確認しましょう。
少し不安な場合は、ほかの学習を始める前に文法の見直しをおすすめします。今後の学習において、文法力はベースとなります。どのスポーツをしようとも、基礎体力が重要なように、文法をおろそかにしてはいけません。
2. 発音の学習を完了
「発音の学習を完了」の目安
以下の発音項目リストを見て、各発音項目の発音が大体はできるかどうか、確認しましょう。
学習の初期フェーズで発音を理解していることは、英語力(特にListening、Speaking)の向上に大きな影響を与えますが、発音学習の継続はとても難しいことです。特に初学者にとっては、モチベーションの維持が難しく、学習全体がストップしかねません。その場合は、発音学習をスキップし、必要性を感じてから始めましょう。
3. 英検2級を合格
英検2級に合格するまでは、英検をベースに学習することをおすすめします。英検をおすすめする理由はいくつかあります。
・英検はレベル分けされており、適切な成長がサポートされやすい
・英検はさまざまな分野の英文を扱うため、学びがある
・英検は問題数が多すぎないため、学習の負荷が少ない
英検2級に合格するレベルになるまでは、TOEICに触れなくても大丈夫です。逆に触れることでモチベーションが下がる、学習が停滞するといったネガティブな影響が考えられます。
もしも、学校や職場でTOEICを少しでも始める必要がある場合、ListeningはPart2を、ReadingはPart5のみをおすすめします。
4. TOEIC750点以上を取得
英検2級に合格したあとは、TOEICの学習に移りましょう。
・TOEICはレベル分けされていないため、難しい単語や表現、問題がある
・TOEICは負荷があり、大きな成長につながりやすい
・TOEICはビジネス分野が中心である
TOEICの学習を始めたときは、難しく大変さを感じるはずです。TOEICは英検のように級でレベルを分けていないため、難しい単語や表現が使われていたり、問い自体も選択肢が悩ましい問題があります。ただ、英検2級合格レベルであれば、分かる問題もあるはずです。大きな成長が期待できる負荷のため、最初の印象に負けず継続しましょう。
TOEIC750点以上を取得後も英語学習を継続する方は、そのままTOEICの点数を900点台まで伸ばす道を選ぶ、もしくは、英検準1級合格を目指しましょう。
まとめ
7つのカテゴリーをそれぞれ学習すること
フェーズやレベルに応じて、適切に学習を調整すること