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ビー玉に映る世界のおはなし vol.1


2011年3月12日に詩を書きました。タイトルは『ビー玉』です。
東日本大震災で亡くなった方々の魂がビー玉になって、生き残ったぼくたちひとりひとりの手元に届いたことを綴りました。

あの日のことを忘れることはありません。それまで何の違和感もなく歩いていた道が突然終わり、新たな道が目の前に現れた日だからです。

今振り返れば、たくさん持っていたら安心だと思い込んでいたお金が、一時的に機能を失って紙切れになってしまった時でもありましたし、この星で生きていく決意をしたと同時に忘れてしまった何かをかすかに思い出せた時でもあったような気がしています。

ビー玉を受け取ったひとりとして、毎日を心豊かに平穏に自分らしく生きていくにはどうしたらいいのかを、お金が機能を取り戻す前に考えなくてはならないような気がして、ありとあらゆる余白に書き込みを始めました。

その中で真っ先に浮かび上がった言葉のひとつが「自給自足」でした。



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