ほしのふね文庫#6
人形劇をするチーム、劇団ほしのふねです⭐️
独断と偏見でおすすめする
推薦図書、ほしのふね文庫#6です。
今回ご紹介するのは
『りんごの木の上のおばあさん』
作ミラ・ローベ
知らない人の方が圧倒的に多い作品です。
残念ながら
本当に残念。これほどの良作はないです。
残念ながら 絶版 になっている可能性が高そうです。
この本を巡っては色々あったので、今回は
経緯
この作品の素晴らしさ
計二本立てで説明させてください。
1.経緯
実は写真の本も私が10年かけてやっと最近手に入れた一冊です。
訳あって10年前、ずっと読んできた一冊は手放しました。
それから、本屋さんで直接手に入れたい(取り寄せもなしで)という維持を張ってるうちに新刊での取り扱いがなくなり、
なんなら岡山県にある「スロウな本屋」まで行った。
ネットですら入手不可になり、神保町の児童書専門古書店で目を皿のようにして探し、見つからず..再度諦めてネットで検索したところ、
某有名ネット通販で発見し、腹を決めて買いました。
経緯が長くなってしまいましたが以上が経緯でした。
2.作品の素晴らしさ
この作品の素晴らしさは作品に触れてここが好き!と言いたくなってしまい、ネタバレしてしまう訳なんですが、、
ネタバレせずに魅力を伝えるよう頑張ります。
主人公のアンディにはおばあちゃんという存在がいません。
周りのクラスメイトはおばあちゃんがいて、色んなところに連れてってくれたり、おもちゃを買ってくれたり、、羨ましい存在です。
りんごの木の上で不思議な出会いをします。
それはアンディがほしくてたまらなかったおばあちゃんでした。
この話に出てくる、『りんごの木の上のおばあさん』はさくらももこさんのちびまるこちゃんのおじいちゃん、友蔵のような理想を絵に描いたおばあちゃんであり、メリーポピンズのような不思議な力のあるおばあちゃんです。
子ども心満載なおばあちゃんとアンディのお出かけシーンはいつ読んでも想像力を掻き立てられてワクワクします。
そして、もう1人出てくるおばあちゃんも
不思議な力はないけれどもやっぱり素敵なおばあちゃんです。
何度読んでもワクワクするし、素敵な気持ちになれる一冊です。
いつか人形劇に起こして、みなさんにこの素敵な世界を一部でものぞいてほしいと思っております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?