PSW、適応障害になる#12
「ずっと自分の理想に向かって同じ場所で
飛び続けるAさんと階段を一段ずつ登って理想に向かうBさん。
どちらが進めているだろうか」
定期的に行くカウンセラーに言われた言葉。
私はずっとAさんだった。
Aさんであった理由はなぜか。
私の脳内メモ📝をチラ見せ。
私にとって約10年、「精神保健福祉士になる」「精神保健福祉士である」ことが何よりも大事だった。
10年前、親戚を自死で亡くした。
本当に説明できないくらい苦しかった。
それを堂々と誰かに伝えることがほぼ出来ずにきた。
精神保健福祉士を目指した理由はエゴだ。
忘れたくないから忘れることの出来ないように必死だった。
自分の中であの時の自分の気持ちを守るのに
精神保健福祉士であることが凄く大事だった。
彼が亡くなった病院という場所に就職して、
上手くいかなくて
ズタボロになった私が次にした仕事は
精神保健福祉士がどういう仕事をするのか知ってる人からすると勿体無い〜と言われることの多い仕事だった。
確かに本業のサービス調整やケアマネジメントではないかもしれない。
だけど、ここで私の立場だからできる仕事がある、そう思って上に跳び続けていた。
効率は悪かったと思う。
でもあの時間があって、私は理想のバーを掴んで
今、私は次のステップの階段を登る大切さを知れたのだと思う。
あれ?↑って自己肯定だよな。
自己否定ばかりだった自分が自然と自分を肯定している。
自己肯定って凄くハードルが高いものだと感じてたけど、なーんだこんな些細な「出来た」でいいんだ。
キーワードだけでもメモしておこう。
そして辛かった自分に頑張ってきたね、って言えそうだ。
セルフケアってこんなこと。
そう、セルフケアってこんなもん。
少しずつBさんに近づいていけたらいい。
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