「夢現」
君は重い想いで愛してるって言ったけどさ、
それも私を駆け引きするための言葉だったんだね
私が愛を深める度に苦しくなるのはどうしてだろう
眠れない夜だって君が起きていれば、それだけでいいって思える
本当だよ、だけど君の声が今すぐ聴きたいな
夢現 見上げた空にはきらきら星
ふたりの星座 あの日からぱっと姿を消したの
君の弱さも駄目なところも誰より沢山見つけてきたよ
私はその中に振り回されていた
それでも確かに愛していたよ
君に借りている教科書も、もう返したくないよ
お願い目を見て「僕の私」だってもう一度言ってよ
あの時我慢できていたらどうなっていたんだろう
夢現 傘をさす私の隣で君は
散りゆく桜 見つめて美しいと言ったね
あれは半年前のことだった
君の弱さも駄目なところも誰より沢山見つけてきたよ
私はその中に振り回されていた
それでも確かに愛していたよ