auのネットワーク障害のKDDI記者会見の感想と提案
事故は、2022年7月2日未明から3日にかけて発生し、大規模な障害が発生した。完全復旧は、3日の夕方か?結局5日の午後になりました。
記者会見の内容は散々でしたが、KDDI側の説明は真摯と感じました。
今回の説明では私でさえわからないことが多くて、完全復旧後に再度の記者会見が開かれることは間違いありません。
本来でしたら、経営トップの会見は、障害復旧後が普通と思いますが、今回は官邸や総務省の圧力があったようです。圧力の言葉が正確ではないかもしれませんが、総務省職員が本来なら部外者立ち入り禁止の障害発生現場に多数押しかけて、報告を求めていたと言うことがはっきりしました。
復旧現場の切実な声としては、総務省職員は『おじゃま虫』だったでしょう。
① 総務省職員はネットワーク技術理解しているのか?
② 現場のシステムを理解していない人間が、障害発生現場で理解できるのか?③ 本来、ネットワーク構成などは、部外秘でセキュリティ満載なのに、外部の人間に説明して理解されるのか?官邸や総務省のアホさは、KDDIに説明責任を押し付けて、自らは何ひとつ障害やアナウンスをしていないのには、呆れるばかり。官邸や総務省がとるべき措置は、au使用者に繋がらないのは大問題で、国の責任において障害発生を周知する策をとるべきだった。
このネットワーク障害の原因が判明するのは、なかなか難しいと思いますし、このような障害は今後もあり得ると認識すべきです。
電力が逼迫している昨今に、デジタル化を進める価値はどれぐらいあるのでしょう?
お隣の国のネットワーク機器やソフトウエアを利用しているSB、楽天などには障害がなぜかしら起きませんね。
通信障害は今後の社会インフラに多大な障害を与える事は昨年のdocomoの件でもわかっていること。さまざまなシーンでの通信の活用を支えるため
今回はKDDI事案、たまたま一社だけ。全てのネットワーク事業者のサービスがダウンすることもあり得る。リスクを考慮するべき。
ネットワークは公共インフラである事は事実。ならば国が全国的な整備も検討すべき
公衆電話網を再構築すべき
各地方自治体でのwifi通信整備は重要課題
社会リスクを考慮したら、短波ラジオなども実装すべき
スターリンクを利用したら良いのでは?との声が聞こえてきそうですが、何故に自前の仕組みを構築して利用しないの?と聞き返したい。
自らが責任を持って社会を維持すべきですよ。
これまでネットワークやシステムを構築してきて感じていることは、規模が大きいとコストパフォーマンスには有効でも、それゆえに脆弱になる。その脆弱性を克服するとコストパフォーマンスは低下する。
日本のネットワークインフラは、都内・近郊に集中している。これじゃ攻撃されたら、日本壊滅は免れない。
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