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1年の創作活動振り返り(創作TALK2024_2025)
Xでこんな企画を知り、参加してみることにしました。
画像テンプレートをお借りして、本文はそこに書いて、ここnoteでは画像に書いたことの参照リンクをまとめたり補足したりできたらと思っています。
1-4月
![](https://assets.st-note.com/img/1734779021-JKOct7p2x9DN4jVnfRqHSArz.jpg?width=1200)
1月
2023年から、亡くなった父親との最期の半年をnoteに書き綴っていた連載記事「父を送る」を無事、書き終わりました。文学フリマ37で先読みプラス書き下ろしを出品したあとでのwebでの完結でしたが、多くの方に読んでいただきました。ありがとうございました。
この連載をきっかけに前からオンラインで仲良くしてくれていた小夜姐さんが実は元プロの編集者だったことを知り、この本の再編を買って出てくださいました。元々、ちゃんと校正した形で再度本にしたいと思っていたところに思わぬご縁が繋がり、お願いすることに。そして文学フリマ37で予告のあった四国初開催の文学フリマ香川に出店の申し込みをしました。
2月
「父を送る」で初めて人に自分の文章を校正してもらい、目からウロコがぽろぽろこぼれっぱなしの2月。スポーツはからっきしダメな私ですが、もらった修正案に対して自分なりの考えを反映しつつ書き直してまたそれを返すやりとりが、キャッチボールみたいで本当に楽しかったです。楽しかったし、縦書きの文章のお作法をまったく知らない自分の無知っぷりが身に沁みました。このときに思った、もっといろんなことに触れて学ばなくちゃいけないな、という気持ちが今年のいろいろの原動力になっていたかも。
さらに、自分が撮った海の写真を表紙にした過去の本を見た小夜姐さんに、初めて自分の写真をほめてもらい、フォトエッセイやってみない?と提案いただき「縁環のキリトリ」の制作も開始。
3月
再編した「父を送る《改》」が無事校了。自分史上一番分厚い本になりました。
文学フリマで出会った作家さんが神保町で期間限定の古本屋を始めるという情報を聞き、すっげぇ!と感動して店舗を訪問。すごく楽しい時間になり、さらに楽しみなイベントにお誘いいただいたのでした。
いりえ書房( @magarishoboIRIe )さんのタロット占いイベントに行ってきた。とにかく楽しい時間でした。占いでは迷ってることにやったれ!と背中を押されたけど、やり方がなーーーうーーーん。。よく考えます…。あとここでも犬は『今じゃない』って結果だった。なんでみんなそんなに止めるの…。
— スターオブババア|文学フリマ東京39 Q-23 (@star_of_bba) March 30, 2024
4月
「縁環のキリトリ」が校了し、ひと段落。いりえさんで大好きな作家さんと一緒にその方の著書をテーマにした読書会に参加できました。書く人の話をちゃんと聞いたことがなかったので、すごく勉強になった一日でした。
こだまさんとの読書会レポ。楽しかった記憶がまた鮮やかになった。すごいな…ちゃんと余すところなくまとまってて、分かりやすくて、おもしろい。残念ながら来られなかった人も読んで満足できるレポだと思う。 >RP
— スターオブババア|文学フリマ東京39 Q-23 (@star_of_bba) May 17, 2024
5-8月
![](https://assets.st-note.com/img/1734782275-ISlL0ierQJsvGa4AbRoNuO93.jpg?width=1200)
5月
文学フリマ38、無事参加できました。
文学フリマの宣伝のために、イベント前に『あいうえお作文』を少しアレンジして『あかさたな雑記』を連載しました。こんなに定期的な更新を意識してnoteを書いたことなかったです。私、えらかった。
文学フリマ東京38ではこれまでの作品を購入いただいたかたがリピートしてくださったり、初めて感想を送っていただいたりして、5回目にして続けてきたことの意味、効果を実感。うれしかったし、今もエネルギーになっています。ありがとうございます。
イベント後は休む暇もなく文学フリマ香川に向けて準備開始。四国で初めての文学フリマ開催ということで、きっと本を作ることに興味をもつかたも多いだろうと想像し、本づくりを応援するようなZINEを作りたいな、と思い立ちました。本づくりに興味をもったかたが知りたくなるような、経験者へのインタビューを集めることにして文学フリマで本を購入させていただいた作家さん数名にアンケートご協力のお願いを送信。皆さん快くお受けくださり、本当にありがとうございました。
6月
書くことの経験、学びを増やそうと会社で募集していた有志の社内報制作チームに立候補しました。
周囲の方々とうまくやっていける気はぜんぜんしなかったけれど、幸いソロ活動で担当するコンテンツを割り振ってもらえてよかったです。
そして、間借り書房いりえさんが主催したイベント「書くことにかんするお喋り会」から発足したnoteマガジン「いりえで書く」にも参加させていただくことになりました。
7月
文学フリマ香川に無事、参加できました。
狙い通り、本づくり応援ZINE「本は簡単に作って良い」は大変ご好評いただき、見本も含めて完売。ありがたいことです。うどんおいしかったしステキな夜カフェあったし骨付き鶏うまかったし、香川はまた行きたい。
8月
社内報が校了。原稿のレイアウトやアイキャッチとしての冒頭文を丸パクリされるという信じられない出来事があり、制作メンバーに対しては最後までブチ切れて終わりましたが、個人の活動としてはインタビューした音声を文字に起こすという初めての取り組みができてすごく勉強になりました。でも、もうやりません。やっぱり自分にはチームプレーは向いていないということがよーーーーくわかりました。
絶許(ぜっ(たいに)ゆる(さない)) pic.twitter.com/TXVwCzNLEK
— スターオブババア|文学フリマ東京39 Q-23 (@star_of_bba) July 31, 2024
それからフォロワーの疋薫さんに「アフタヌーンティー」をテーマにしたアンソロジー本への寄稿をお誘いいただき、掌編小説に挑戦。初めて小説を最後まで書ききることができました。疋さん貴重で楽しい経験をありがとうございました。
9-12月
![](https://assets.st-note.com/img/1734784279-Y2i7p1tvCGIS8Z0rx96yTEzD.jpg?width=1200)
9月
いろんな新しいことへの挑戦で調子に乗った私は賞に向けて書いたわけでもないそこらへんのエッセイをnoteの創作大賞に応募し、なぜか自信満々で結果を待ち望み、当然箸にも棒にも引っかからず、どえらく落ち込むというアホアホムーブをかましました。
で、反省してもっと精進しなくては!と奮い立ち、前からやろうやろうと思っていた短歌の活動を本格開始しました。
短歌では「スターオブババア」だとあまりにも出オチなので、「佐々波佐(ささなみたすく)」という別名義を作って新しいアカウント立ち上げ、活動しています。
友達としてあげたのにそんな顔されたらもうさ、私もあげる
— 佐々波 佐 (@task_sasanami) December 18, 2024
単語で短歌お題『プレゼント』https://t.co/y6Sx0hq9Ny#短歌 #単語で短歌 #短歌アプリ57577 https://t.co/0jWzxD1REt pic.twitter.com/rte8Yuub2w
noteマガジン「いりえで書く」のオフラインイベント「書くことに関するおしゃべり会」にも初参加。いろんな人のいろんな話を聞く機会に恵まれました。
10月
文学フリマ東京39に向けた新刊を一気に書き上げ、校了。以前から夫に私の弟の話を書け書け、と言われていたものを形にしました。今までで一番書きやすかったかもしれないです。
そして参加したアンソロジー本が完成し、献本いただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734785648-IxFuXcOw6pEdyCYg5ib1Aofn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734785687-uFkVXZThRY8tCUAN6GDerwdy.jpg?width=1200)
装丁が自分にはない引き出しで、めちゃくちゃ勉強になりました。用紙の特性を生かした白抜き、私もやりたい!!
9月に続いて10月も熱に浮かされたように短歌を詠みまくっていて、毎日出されるお題に沿って詠んだ短歌を投稿し、投票しあう「うたの日」というサイトへも参加し始めました。
11月
駒澤大学駅にあるZINE専門店のMOUNTZINE様に「縁環のキリトリ」を出品しました。
アイデアに満ちたすてきなZINEがたくさん並ぶなかに自分の本が置かれたのは感無量でした。まだ実際に店舗に並んだ様子を目にできていないので、年明けにでも行かなくては。私のZINEはさておき、本当に楽しい空間なので、お近くのかたはぜひ足を運んでみてください。
そして順調に制作を進めた文学フリマ東京39ですが、本は順調でも初のビッグサイト開催、過去最大の出店者数ということで直前の11月は大変ビビっており、当日見つけてもらえる可能性は限りなく低いから、とにかく宣伝だ!宣伝だ!早め早めの宣伝だ!と何かに追われるように毎日noteを書き続けました。すっげぇ疲れた。
12月
今年の集大成として迎えた文学フリマ東京39。おかげさまで本をたくさん売ることもできて、うれしい反応もたくさんいただき、終わってから2週間くらいは常に地面から3cmくらい浮いて歩いていました。今は年末年始の長期休暇が楽しみすぎて常に地面から4cmくらい浮いて歩いています。
文学フリマ終了後もドシドシと通販からご購入いただいておりまして、おかげさまでほぼすべての本の在庫が10冊未満です。もしご興味ありましたら、おはやめにどうぞ!
文学フリマの準備で少し落ち着きながらも短歌も引き続きがんばり、「黒潮短歌賞」という短歌賞に応募した作品を一次選考通過作品に含めていただきました。うれしかった。
海の字を入れた戒名じっと見る父と同じ世代の人たち
まとめ
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こうして振り返ってみるまで気づいていなかったのですが、今年は創作活動に関して、ほぼ毎月なにか新しいことに手を出していました。
『日々夢中でなにかしらやっていた』という状態に気づけたのが、なんだかうれしくて、『がんばったなぁ』という気持ちと、『がんばっている実感がないくらい楽しかったんだなぁ』という気持ちで胸がいっぱいになり、少し涙ぐみました。本当に好きなことをやれている証拠だと思います。それが許される環境にも、好きなことに出会えた幸運にも心から感謝しています。
始めたことがどこにどうつながるのか、まったく予想もつきませんが、2024年に感じた手ごたえや、出会えたご縁が指の間からすり抜けないように、2025年も活動を続けていけたらと思っています。よろしくお願いいたします。
通販・他での販売情報
文学フリマに出品した本を電子書籍や通販で販売しています。よろしくお願いします。
電子書籍
Kindleで電子書籍も販売しています。紙での販売終了した本などもありますのでよかったら覗いてみてください。
booth通販
おかげさまで在庫が残りわずかとなりました。新刊の「これはうちの弟から聞いた話なんだけど」、人気の「本は簡単に作って良い」は残り3札を切りました。その他の本の在庫もほとんど5冊以下です。今のところ増刷する予定はないので、気になっているかたがいらっしゃいましたら、お早めにどうぞ。
MOUNTZINE
フォトエッセイ「縁環のキリトリ」はMOUNT ZINE様で販売中です。文学フリマとはまたちがったZINEの宝庫なのでお店へ行かれる距離のかたはぜひ行ってみてほしいです。
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