![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48076452/rectangle_large_type_2_af5303a83ef7716a67c717774a6deae9.jpg?width=1200)
5.Listen(聴く)
コミュニケーションの重要性は、どの分野でも掲げられるものだと思います。バスケットボールをプレイするにしても、どのチームも課題にしていることなのではないでしょうか。
私たちのチームもまた、コミュニケーションの重要性について日々問いかけながら、チームカルチャーを作り上げているところです。
強いチームになるためには、選手同士がお互いに指摘し合う環境と関係性を築かなければいけないと思っています。しかし、これはすごく難しいことです。
高校生女子ともなると、人間関係のトラブルは日常茶飯事。SNSの普及とコロナ禍の影響もプラスされて、対面でのコミュニケーション能力は下がってきているように思われるのです。
「面と向かって直接言いにくいことを指摘できる」
大人でもなかなかできないことです。しかし、強いチームはこれができると思います。でも言いにくいものは言いにくい…。なぜ言いにくいのか。
それは恐らく「聴く」ことができないから。
聴く態度が備わってないから言いにくいのではないかと考えました。
なんでも聴ける雰囲気
↓
なんでも言える雰囲気
↓
言いにくいことも言える
言えないのは、自分が言われたくないから。
言えないのは、自分が聴くことができないから。
言えないのは、相手の聴く気がないから。
言えないのは、真の思いやりがないから。
誰でも弱いところを指摘されたら、少し嫌な気持ちになるのは普通のこと。
その先に、弱さを受け入れる広い心・素直な心があるから、人は成長していく。
これを聴かずに突っぱねてしまうから、何も変わらない。成長しない。
弱さを認めることが強さ。
この聴く態度を育てることが、コミュニケーションを活発化させるスタートなのではないかと思う今日この頃なのでした。
今日(2021.2.20)は春分の日ですね。
冬が終わりを告げ春の訪れが感じられる日、自然に感謝し春を祝福する日です。
暖かさに浮かれすぎず、周りの声を聴きながら、チームづくりをしていきたいと思います。