ヨハネの福音書20章19~31節 新しい朝に②「見ないで信じたのは誰ですか?」 2022.4.24 守谷キリスト教会礼拝説教
聖書は、人類の歴史を2つに分けます。
イエス様が来られる前と、後の時代です。
前者を旧約の時代と呼びます。
アブラハムの子孫であるイスラエルの民が人類の代表として、
唯一の神様と契約を結んでいた時代です。
イエス様が来られた後の時代は新約の時代です。
私たちが今生きているこの2022年も、
新約の時代です。
新しい契約の時代において、変えられたことがあります。
それは「全ての人が、信仰を持つができるようになった」ことです。
旧約の時代にも信仰は存在していました。
ヘブル人への手紙11章には、
信仰を持って歩んだ人たちについて述べられています。
ただしそれは、
特別な人たちにのみ与えられていた祝福でした。
新約の時代になって初めて、
全人類が信仰を持つことができるようになったのです。
福音書の時代の人たちは、
「見る」ことにこだわりを持ちました。
弟子たちも、群衆も、パリサイ人も、
イエスの言葉だけで信じることはできず、
それを裏付けるしるしを要求しました。
その意味で、彼らは迷信深かったわけではありませんでした。
トマスもその1人です。
彼も、イエスが復活して自分達の前に現れたという仲間の証言を疑いました。
新約の時代、
私たちには助け主としての聖霊が与えられています。
この方によって、
私たちは「イエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、
今見てはいないけれども信じており、
ことばに尽くせない、
栄えに満ちた喜びに躍って(Ⅰペテロ1:8)」いるのです。
信じてはいるけれども、疑っていることや疑問はありますか?
トマスに現れてくださったイエス様はあなたの戸惑いや疑問にも、
優しく向き合ってくださいます。
イースターからペンテコステに向かって歩んでいく期間、
イエスが約束された助け主としての聖霊様をますます深く、
そして親しく知っていく恵みがありますように。
【思い巡らしのために】
1.あなたは聖霊なる神様について知っていますか?
2.信仰について疑いや疑問はありますか?
恐れることなく、神様の光の中に委ね、それらの解決を祈りましょう。
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