誰かが言った、「他人に共感して生きていたい」という言葉を大切にしている
福祉分野の勉強をしていると「受容」「傾聴」「共感」という単語が、大抵セットで用いられている。相手の話に耳を傾け、存在を認め、受け入れ、そして相手の体験や思いを自分の事のように感じるのである。
20年余を過ごし、また今夏の精神保健福祉援助実習を終えて、自身の共感力が高いことは自覚している。小学校の通知表に、感受性が豊かだと書かれることが多かったが、今思うと共感力の高さを指していたのではないだろうか。幼い頃は、相談をもちかけられると、その人の世界を私が生きているかのように感じ、