米津玄師「脊椎がオパールになる頃」
3月2日、大阪城ホール行ってきました。
久々のライブで妙に緊張感に包まれた。ステージは三角形に飛び出ていて、珍しい。
ターゲット層は幅が広い。ファミリー層も割と見かけた。ドラマの主題歌やNHK応援ソング。紅白の影響がすごく大きく出ていると感じた。
第一印象は最悪。音が悪すぎる。ボーカルよりドラムや他の楽器が大きすぎてボーカルが埋もれてしまっていた。バンド演奏は聞きづらく、バラードは声が伸びて聞きやすい。シンバルがとにかくうるさかった。もったいない。
「Flamingo」
歓声に包まれ、みんなが登場に歓喜するにはもってこいだった一曲目。
「LOSER」
フー!のところ客席から声が上がる。ライブ向け。リズムに乗りやすく盛り上がる。
「砂の惑星」
後からyoutubeで初音ミクverを聞いたが、やや高めに聞こえた。人間が歌うとまた違って聞こえてくる。ラップ調で、徐々に音階が上がっていく圧。
「春雷」
ポップチューン。個人的に好き。雨が降って太陽が差し込んでいる中で踊ってるイメージ。
「マトリョーシカ」
まさか、ニコニコ動画の曲をバンド形式でやってしまうとは。。。
生で歌うのはゾクッとしたし、反則だった。
バラードはバンド演奏の音が小さくなり、ボーカルの声が目立ちやすく、聞こえやすい。米津さんは、やはり声が良い。もっと声を前に出すべきだと感じた。
J-popの曲は比較的メロディーが前にでてきて(音の大きさ的にも)声が小さいことがある。声が潰れて、声の良さがわかりにくい。声を前に出すことで良さは180℃変わる。もっとボーカリストの声を大事にしてほしい。
なぜ声が前に出ないかというと、サビを聞かせたい、印象に残るためだったりするのかもしれない。歌詞はその次。CMなどでわずかな時間に記憶に残すため、声より、音を大きくしてしまう傾向があったりするのかもしれない。
海外の曲を聞き比べると、やはり声が前に出てるのがわかる。楽器はあくまでサポート。声を引き立てるため。もう少し声の力を信じてもいいのではないだろうか。
比較動画↓
おすすめの曲でもある。Justin Timberlakeさんの、この声と迫力。すごく魅力的だ。こういった日本と海外の曲の比較は新たな発見がある。
特にこの曲はたくさんの声が出てくるのだが、こんな迫力は見たことない。海外ならではのMVでもありそうだ。ラストなんかはもう楽しそうで、愉快で、日本の世の中もこういった日々があればいいなと思う。(大げさ)
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