見出し画像

ローモバアイドルチャレンジTV優勝記念レポ【ukka/後編】

チバテレの番組『ローモバアイドルチャレンジTV Season2』でukkaが優勝し、同局の番組『白黒アンジャッシュ』の7月度EDテーマを担当することが決まりました。

そんな優勝を記念して、番組企画の始動から優勝に至るまで、ゲーム内でどんなことが起こっていたのか?を書き起こすゲームレポを書くことにしました。

「企画が始まってからイベント開始直前まで」を書いた前編はこちら。

この記事は後編として「イベント開始直前」「イベント本編」「優勝発表までの1週間」「優勝発表、そして打ち上げ」までを書いていきます。

前編と同じく、Uk3で起こったことが中心です。
また、繰り返しの説明を省くため、前編を読まれてる前提で書いています。ご了承ください。

それから、ここからは「裏ではこんなことやってたよ」的な話が増えてくるので、同じUk3のギルドメンバーでも「へぇ、知らんかった!」な話がたくさんあるかもしれません。
対戦相手への情報漏洩を防ぐためにTwitterやギルドチャットに書いてないこともたくさんあるので、「へぇ〜こんなことしてたんだ、おもしろ」って読んでもらえたら幸いです。

前編ではなるべくスクショを頼りに会話は原文ママで書いてたんですけど、後編はスクショ撮ってない(それどころじゃなかった)のとチャット外でのやり取りが多く発生しているので大体のニュアンスでその時あった会話を再現しています。

サポート裏話

前編のサポート班の章で書き忘れたのだけど、ギルド共闘開始直前、まだ城lv15になっていない人に対して、空ちゃんが資源供給をする、というシーンがあった。

画像7

これはたまたま私が見つけた空ちゃんの供給部隊。行き先は城lv14のギルドメンバーの城。
王国マップを開いたらたまたま空ちゃんの名前を見つけて、びっくりしてサポート班のDMにスクショを送った。

「この人、今〇〇さんがサポートしてる人ですよね? 空ちゃんのこれ、資源供給だと思うんですけど」
「え、みかんさん、なんでそんなの見つけられたの? 空ちゃんのストーカーなんです?」

そっちじゃなくって!!!
空ちゃんがすごいことしてるって話!!!

見つけたのは本当にたまたま!!!

話を戻して。
そういえば、空ちゃんがチャットで「城lv上げが間に合ってない人」を心配するようなコメントを少し前に書いてたね、という話になった。
もしかして、目視で城lv15未満の人を見つけて資源を送ってる??? 私たちサポート班みたいなことを、空ちゃん独自にやってる???

この後、資源供給を受けた人から「空ちゃんから資源をもらいました」という報告がサポート班にあった。
同じサポートでも、同じオタクからされるよりアイドルからしてもらった方がオタクのモチベは上がるに決まってる。
空ちゃんの行動は、内容もタイミングもドンピシャすぎた。

ギルド共闘開始前にUk3のギルドメンバー全員が城lv15を達成できた背景には、空ちゃんの密かな活躍があった。

その一方、サポート班の会話にて。
「俺も空ちゃんから資源供給受けたい!城lv14に下げる方法ないかな?」
「じゃあ、今すぐサブ垢つくってもろて」
……茜空推し、"慎ましさ"が足りないと思う。(結局サブ垢は作らなかった模様)

R4

5月の中頃、イベント運営から「R4を10名募集します。立候補が人数に満たない場合はパワー順に10名、立候補の人数が多い場合も立候補者の中からパワー順に10名」というお達しがあった。

このR4というのはギルドメンバーの中でも権限を持ち、ギルド共闘においては「不要なクエストをボードから削除する」という役割を担う人たちのことだ。
前回のギルド共闘(練習)でその役割について先生から説明を受けていた私たちは「どういった人がR4をやるべきか」について話し合った。
「パワーの大きい人はそれだけやる気もあるしゲームを理解してるだろうから、そのままでもいいんじゃない?」「パワーが高くても、長時間インできるとは限らないよ。短時間でガッとやるタイプの人もいる」「ゲームを理解してることは前提だけど、パワーよりもクエストボードに貼り付けるかが大事な気がする」
話し合いに時間はかからなかった。というのも、自ら立候補してくれる人が多かったからだった。
「来週、リモートワークの予定だからR4やろうかな?」「私、深夜帯入れるよ」「結構時間の融通きくから、他の人が入れない時間やるよ」「なるべく管理の穴がないようにシフト組んだ方がいいのかな」
サポート班のメンバーのうち、私ともう1人を除いたメンバーはみんなR4になった。

R4に任命されてからのことは私は詳しくないけれど、サポート班を作ったときと同じようにR4だけのDMグループを作って、シフトを組んだり話し合いをしたりして、ボード管理を徹底していたみたいだった。
この10人が中心になって、ギルド共闘本番は動いていくことになる。

ギルド共闘開始直前のアレコレ

5月の半ばにギルドに加入したJさんは、先生に続く2人目のローモバ経験者だった。
しかも、Jさんは他のアイドルギルドで5月頭のギルド共闘をやってきたばかりだという、「ローモバを使ったアイドル対戦企画の経験者」だった。
そちらの企画が終わったので、急いでukka用に新しいアカウントを城lv15に上げて合流してきた、ということらしかった。

「これまで参加してきたローモバアイドル対戦企画のデータがあるんです」と言って、Jさんが共有してくれた資料は凄かった。
いろんなアイドルギルドの人数や獲得ポイント、対戦結果のデータ。それから、ギルド共闘のクエストに関する様々なアドバイスが載った資料。

今後も彼はこのデータを持ってローモバアイドル対戦企画に参加していくであろうからそのデータの詳細は書かないでおくけれど、とにかくもの凄い情報量だった。
(正直、量がありすぎて私は最初あまりきちんと目を通していなかった)
中でも、「参加人数が多いギルドが少ない人数のギルドに負けたケースがある」という情報は(良い意味で)私たちをピリつかせた。
人数有利だからといって、油断したら負ける。ukkaのために全力を尽くす。それがUk3の目指すところになった。

Jさんの資料はギルド共闘のノウハウが詰まっていたが、それをきちんと読み解けたのはこの1ヶ月、先生によってローモバの基礎知識を獲得できていたからだった。
これが手探り状態の頃に渡されていても、難しいばかりで何がなんだか分からなかっただろう。
先生がラフを描き、Jさんがペン入れをした、まるでそんなふうにUk3の輪郭、方向性は定まっていった。

このJさんの資料を元に、ギルド共闘前にサポート班の1人がツイキャス配信をした。
1人で資料を読み込むのが難しい人に向けて一緒に理解を深めよう、という趣旨のもので、同じサポート班だった私たちを含めて数十人が参加した。(まず人数が多くてびっくりした。みんなやる気がすごかった)
私はにぎやかしのつもりで参加したのだけど、あれこれ話しているうちに仕組みを勘違いしていることが分かったり、他の人が勘違いしていることに気づけたりして、思っていたより「参加してよかった」となった。
そしてこのツイキャス配信の中で「優勝したらレポを書きます」と宣言し、また「優勝したら打ち上げキャスやってくださいね」と約束を交わした。

そしてついにギルド共闘開始直前、申請していたR4メンバーがイベント企画者によって正式に任命された。
TwitterのDMで「Uk3とUk4のR4グループ」が作られ、以降2ギルドの情報共有や足並みを揃えるために活発に使われた。
そして何故か、R4ではない私もそのグループに参加することになった。(本当になんで?)

今振り返ってみれば、全てのタイミングが良かった、と思う。
先生やJさんがUk3に加入してくれたことはもちろん大きなターニングポイントだったけれど、それだけではなかった。
情報拡散アカウントによってゲーム内の様子が広く知れ渡り、参加者が増えたこと。ギルドチャットでの意見交換が活発で、R4決めがスムーズだったこと。サポート班が最初は身内のサポートだけだったところからチーム全体をサポートする形に変化していったこと。Uk4との連携がうまく取れて足並みを揃えられたこと。
そしてなにより、「ukkaに番組EDテーマを」という強い気持ちを持った人たちが集まったこと。
いろんな人の動きが上手く噛み合って、ギルド共闘開始に向けて良い流れが生まれていた。

りじゅむら村長

R4の任命と共に、ギルドリーダーの交代があった。
元々ギルドリーダーだったイベント運営から、りじゅちゃんがリーダー、もとい村長に任命された。

沸き散らかすオタクたち。

画像1

オタクすぐパーティーしたがる。
そして巣窟パーティーに負けてもお礼を言ってくれる律儀なりじゅちゃん、からの「村星村長大優勝じゃん」の空ちゃん。
オタク大優勝じゃん。

画像2

「りじゅむらの村長です!笑」
シンプルに可愛くて癒しオーラが凄い。
殺伐とした戦争ゲーの中にどうぶつのもりワールドが爆誕。Uk3はギルドではなく村だったらしい。
魔獣も実質りじゅむらの住民に見えてくる(こない)。

ちなみにUk4のギルドリーダーはあやめちゃん。
空ちゃん・もあちゃんもR4となり、それぞれ村長・リーダーの下、いよいよギルド共闘が始まろうとしていた。

ギルド共闘開始

ギルド共闘の開始は5月24日の14時。
その2時間前、職場でお昼休憩を取っていると、ローモバからメール通知が届いた。
空ちゃんからギルドメンバーへの一斉メールだった。

画像3

内容は、これまでR4メンバーがチャットで繰り返しアナウンスしてきた「ギルド共闘の資料見てね」ってこと。
同じ内容でも、同じオタクから言われるよりアイドルから言ってもらった方が、オタクのモチベは上がるに決まってる。
サポートのときもそうだし、このメールのときもそう。
オタクのモチベを爆上げさせる一手を完璧なタイミングで打ってくる茜空は、最強のR4メンバーだった。

自分たちがやってきたことと、推しが全く同じことをしてくれてる。
同じ方向を向いて戦ってるんだって実感したら、嬉しくて職場でちょっと泣いた。

そしていよいよ、14時。ギルド共闘が始まった。
仕事の合間にチラッと覗くと、クエストボードは空っぽだった。
事前に「100pt前後で足切りすると、1回あたりに受けられるクエストの数は2-3件くらいだろう」とは言われていたものの、実際その状況を目の当たりにすると結構ショックだった。
「焦らないで、焦らないで」と繰り返し言われていたし、私も言っている側だったのに、心がソワソワして落ち着かなかった。
早く1つクエストを取ってしまいたい、という気持ちがどんどん膨れ上がっていく。

クエストを消すと、次のクエストがボードに出てくるまで30分かかる。
約30分後にまたボードを覗くとちょうどクエストが出てくるタイミングだった。カウントダウンの数字が減っていくのをじっと見つめる。
3,2,1……0。出てきたそれは獲得ポイントの低いクエストだった。
そして、一瞬で消える。
また取れなかった……。そんな焦る気持ちばかりが募った。
この「クエストが消える」という状況、誰かがクエストを取ったのか、それともR4が消したのか、本人以外には分からないから怖かった。
約30分単位で仕事をサボってはクエストボードを見に行って、何のクエストも取れないまま、また仕事に戻る、その繰り返しで夜になった。

仕事が終わって家に帰って、食事も取らずにローモバに張り付いた。
今思えば相当気負ってたし焦っていた。
いろんな数字を確認してたら、「え、嘘?」って声が出た。

「相手ギルドの人数が増えてます。5人も」
すぐさま、2ギルド共同のR4グループにそれを伝えた。
「ギルド共闘前に参加してないとダメってルールじゃなかった?」
「でも、前は『ギルド共闘前に城lv15』ってルールだったのに、いつの間にか『ギルド共闘後に城lv15になってもOK』ってルール変わってたし。ギルドに承認されてるってことは、これもOKなのかも」
クエスト削除の基準や目標ポイントは、それぞれのギルドの人数を加味して設定してあった。
相手の方がグループとしての年数も長く、チームの統率力もありそうだ。
人数有利のイベントだが、人数が変わってくるなら、それも覆ってしまう。一刻も早く作戦を変えないといけない。
嫌だ、負けたくない。私はとにかく焦りと不安でいっぱいだった。

「ギルド共闘開始後に入った人は参加できませんよ」
そう言ってくれたのは、Uk4のR4メンバーだった。彼もまた、「ローモバを使ったアイドル対戦企画の経験者」だ。
「それは、ゲームシステム的にってことですか?それとも企画のルール的に?」
「ゲームシステムですね。ギルド共闘後に入った人はクエストを取れないですはずです」
「そうですね。今日の14時までにギルドに加入していないと、ギルド共闘には参加できません」
少し遅れて、先生も同意してくれた。
2人の言葉を聞いてようやく、私は少し気持ちを落ち着けることができた。

そうと分かってからは、相手ギルドを意識しすぎることなく、自分たちのギルドに集中することができた。私は相手ギルドの人数を確認するのをやめた。
1つ目のクエストが受注できたのはいつだったかな。
その日の夜遅くだった気がする。
採取クエストを受注して、採取効率を上げるためにコロニーを離れた。ようやく私のギルド共闘が始まった。

サポート班の再始動

ギルド共闘前、ギルドメンバー全員の城lvを15に上げ終えて「これでサポート班のお役目も終わりだね」なんて喜んでいたサポート班だったけれど、再始動はギルド共闘1日目の夜だった。
「足切りしてるクエストを受けてる人がいるみたい」
「ほんとだ。70pt台の人が2人いる」
「『0/2』ってなってる人は、クエスト失敗したってこと?」
「そうだと思う。取るクエストを間違えて、キャンセルしたのかも」
サポートしていた人には、引き続き同じ人から連絡を取り、そうでない人には手分けしてゲーム内DMを送った。
「ギルド共闘、大丈夫ですか?焦らないで大丈夫なので!」
これを書いてる私自身も少し前まで焦りまくってたのに、どの口が「焦らないで」なんて言ってるんだ、と自嘲しながらメッセージを送った。

採取クエストを選んだのは正解だったなと、このとき思った。採取部隊を送り出した後は、それが戻ってくるまでの約2時間は何もやることがないから、その時間をサポートに当てることができた。
DMを送る以外にも、チャットでの呼び掛けを手伝ったり、ヘルプクエストのヘルプ出しを手伝ったり、できることは何でもやった。

DMには返事をくれた人もいるし、返事がなかった人もいる。
返事をくれた人には、最大限のフォローとサポートを。
返事がなくても、クエストの消化状況は常にチェックしていた。
別に、私たちサポート班やR4の言うことを聞いてほしいわけじゃなかったから、返事の有無はどうでもよかった。
ukkaを勝たせたい。4人を喜ばせたい。
その気持ちが同じであれば、行き着く先は同じだと信じてた。

茜空クエスト

オタクそれぞれにクエストが行き渡り始めると、少しずつ状況は落ち着いていった。
R4メンバーはそんな状況を見ながら柔軟にクエストの削除対象を変えていった。簡単なクエストをチャットで宣伝したり、手助けの必要なクエストが受注されると「〇〇のクエスト誰か受注したので、ご協力ください!」と呼び掛けをした。
時折、その中に空ちゃんも混じった。
R4メンバーが「簡単なクエストが余ってるんだけど、空ちゃんやりません?」とチャットで声を掛けると、「やる人いない?」と一度聞いた後、「じゃあやるねー」と言ってクエストを受注した。
オタクたちの「がんばれー」という書き込みでチャットは加速し、空ちゃんの「やったよ!」の報告にまた「お疲れ様!」の声が殺到した。

画像15

クエストを終えた空ちゃんは「私もできたからみんなできるよ~」と呼び掛けた。オタクが「簡単なクエストあります!」と声をかけるのと意味は同じでも、空ちゃんが言えばその効果は段違いだ。
その上、空ちゃんはそれを言葉だけでなく行動でも示してくれた。
空ちゃんはギルド共闘の模範生だった

空ちゃんがそうしてチャットで「やるよー」と宣言してくれたおかげで、オタクたちは空ちゃんがやったクエストのほとんどを把握することができた。
以下、茜空クエストの一覧。

1.ギルドコインクエスト
ギルドメンバーにヘルプを送るともらえるコインを貯めておき、そのギルドコインでアイテムを買うクエスト。
ギルコ富豪だった空ちゃんはこのクエストを2回やった。何を買ったかは不明。

画像14

2.行政ミッションクエスト
6時間に1回現れる「行政ミッション」を指定回数クリアするクエスト。
(1)のギルコクエで「行政ミッションリセット」というアイテムを購入しておくことで、あっという間にクリアすることができる。
空ちゃんもギルコ→行政のコンボでクエストをクリアし、それが後に「茜空定食」と呼ばれるようになった(後述)。

3.資源供給クエスト
麦、鉱石など指定の資源をギルドメンバーに供給するクエスト。
空ちゃんは麦の資源供給クエストを受注し、ギルドメンバー全員に資源供給を行った。
(めちゃくちゃ時間がかかってた。本来なら近くのりじゅちゃんやギルドメンバーに送れば早く終わるのに、空ちゃんはそうはしなかった)

画像12

麦配りおばさん、もとい麦配りお姉さん。
麦をもらったオタクたちのモチベ爆上がりである。

画像13

遠征地にいるギルドメンバーにも送ってる。片道1時間とかかかるのに、本当に律義に全員、だった。凄すぎる。
(私は遠すぎて資源供給ができないエリアにいたけれど、コロニーに戻った際に資源供給をしてくれた。女神)

余談、空りじゅの話。
空ちゃんの麦配りはオタクだけでなく、りじゅちゃんにも供給された。
「空ありがとうーー!」
オタクたちに混じって空ちゃんにお礼を言うりじゅちゃん尊い。
そして空りじゅの登場で沸き散らかすチャット欄のオタクたち。

画像4

沸き散らかしたいのを我慢してクエストボード管理するR4メンバーにも労いの言葉をかけるりじゅちゃん。女神。

4.コロシアムクエスト
ヒーローを5人選んで他のユーザーと戦わせる「コロシアム」で指定回数戦うクエスト。
指定回数行うにはジェムが必要だが、逆に言えばジェムさえあればすぐ終わる。
空ちゃんもすぐクリアできた。

ギルコクエと行政クエはそれぞれ2回やっていて、計6クエスト。残りの1クエストは何やったか不明。どなたかご存知の方いたら教えてください。

茜空定食と未来予知

ギルド共闘の後半、まだクエストの受注数が少ない人にどうやってクエストをやってもらうか、という相談をサポート班で行っていたときのこと。
いろいろ案が出た中の1つが「空ちゃんがやったクエストをPRしたらオタク食いつかないかな?」だった。
物は試しと思ってすぐにチャットに書いた。
「ギルコクエ出てます。空ちゃんもやったクエストですよ〜」
それを見たのか、たまたまなのか。分からないけどクエストが売れた。
サポートメンバーで、空ちゃんがやったクエストを確認し合った。
「ギルコ、行政、麦供給はやってたよね」「あとコロシアムも」「そうだった、やってた」「ギルコ→行政のコンボでやってたから、茜空セットとしてまとめ売りしようか」
R4メンバーにも話を共有し、これまで「簡単なクエスト出てるよ」とアナウンスしていた一部のクエストは「空ちゃんもやったクエストですよ~」「茜空セット、出てます!」と呼び掛けてもらうようになった。

画像5

この「茜空セット」が、気付けば「茜空定食」に変化してた。
前編に書いた「スイカ割り」もそうだけど、チャットで誰かがふざけて言った一言がヒットしてそのまま自然定着することがあり、「茜空定食」もそうだった。

「茜空定食、限定1食出てます!食べたい人いませんかー?」
「いいなぁ茜空定食。朝食に食べたい。今アトジャに向かってるので私の朝食はコンビニのおにぎりですが」
「格差がすごい」
「茜空定食」の呼び名が定着して以降の、ある日のチャット欄。大変な中でも楽しさを失わないのがUk3の良さだった。

空ちゃんがやったクエストのPRをしていると、空ちゃんも乗っかってくれて「誰かやる~?」と言ってくれたり、「〇〇さん、やってみない?」とクエスト受注数の少ないギルドメンバーを名指しすることがあった。

空ちゃんの何がすごいって、クエストをあまりできてないメンバーを把握していることに加えて、そのときその人がログインしてるかどうかまで把握して「〇〇さんやってみない?」と声を掛けてるところ。
「空さんがチャットで声掛けてる人、ログイン中の人だ」「え、嘘?うわ、ほんとだ」「狙い撃ちすごい」
サポート班の1人が気付いて、それを教えてくれた。
これまでの空ちゃんの行動を見てたら、それが偶然のものとは思えなかった。

以前、空ちゃんが「誰が今ログインしてるかってどうやって分かるの?」と聞いてきたことがあった。
「ギルドメンバーの一覧に最終ログイン時間が書いてあって、何も書いてない人は今ログイン中って意味なんです」と答えた。
ライブから間もなくの頃だったから「特典会でオタクに『深夜3時にログインしてたね』みたいなこと言われたんだろうなー」なんて思って、そのときはそれっきりだったんだけど、それがまさか、壮大な伏線になるとは思わないじゃない。
ギルド共闘に手こずってるオタクに救いの手を差し伸べるための質問だったなんて、そんな未来予知みたいなこと、ある???

採取クエスト

ギルド共闘前から「採取系のptの高いクエストを狙えるようにしよう」と思って準備はしていたけれど、まさかこんなに採取クエストに特化することになるとは思ってもみなかった、というのが正直な感想。
終わってみれば周りから「ハーベストクイーン」「採取の鬼」「採取の神」「採取マン」「師匠」「Mr.採取」「麦生える」などと言いたい放題言われるようになっていた。(呼び名の数、多過ぎん???)

最初は普通に採取クエストを取っただけだった。
コロニーを離れて遠征に出ることもギルド共闘開始前から決めていた。
マップを見て、怖いギルドがいないところ、資源の豊富そうなところ……と探して、3分もかからずに「このへんでいっか」と決めたところに転居した。

やってるうちに少しずつ、採取クエストのやり方が分かってきた。
なるほど、兵士毎に足の速さや資源採取量が違うらしい。なるほど、スピードアップアイテムを使うと効率が段違いに上がった。なるほど、この装備を強化するともっと採取効率が上がるらしい。etc
他にも採取クエストを積極的にやりたいというオタクがいたから、情報共有というか、雑談の一環で気づいたことを書くようになった。
「遠征地決め、こんなところを探すとおすすめですよー。ちなみに私はここにいます」
参考資料として自分の位置座標を貼っていたら、いつの間にか私の拠点の周りに仲間の採取民が増えていた。

採取クエストはなかなか時間のかかるクエストなので、他の短時間で終わるクエストと比べて最初の敷居が少し高い。敬遠されがちなわりにクエストボードへの出現頻度がそこそこ高く、ポイントもまぁまぁいい感じだったから、消すのも勿体ないなーと思って、それから勝手に採取クエストのPR活動をするようになった。
自分がやった効率化の作業のうち、時間をかけずに準備できることを書いたりとか。資源タイルがたくさんある場所を見つけて座標を貼るだとか。
「ちょっと大変かもだけど、ポイントも高いし頑張ってみようかな?」的な人には押し付けがましいくらい「こうすると効率良くなりますよ!」ってことを書きまくってた。
(うっとおしく思ってたオタクいたら正直すまんかった)

でも、1番効果的だったのは空ちゃんが採取民に「頑張れ〜」と声を掛けたことだった。
それまで、オタク同士で「採取クエ取ったので場所を空けます」「駐屯地立てときます。いってらっしゃい!」「がんばってくださいー!」と声を掛け合っていたところに一言、「頑張れ〜」である。

画像6

なにそれ!!!ずるい!!!!!

とは、正直思った。笑
それから続々と採取クエに行くオタクの書き込みと空ちゃんのエールがチャットに書かれた。採取クエ、途端にバカ売れ。オタク単純すぎん???

ずるい〜〜〜!!!!!
私も言ってもらいたかった〜〜〜!!!!!

先に採取クエストの旅に出ていたサポート班のオタクと2人で「俺なんてそういう運命なんですよ。いつもタイミングが悪いんです」「採取7クエスト終えてコロニーに戻ったら空ちゃんに『おかえり〜』って言ってもらいましょうね……!」と慰め合ったりもした。

画像8

その後、何度目かの採取終わりに「お疲れ様~」って言ってもらった❤️

そんな感じで自分も採取クエストをやりつつ自分がやらない採取クエストも取りこぼさないように動いてたら、いつの間にか"採取の人"になっていた。
他にサポートできるようなことも少なくなってきたしまぁそれでもいいか、と思って、うるさめのPR活動をしつつ自分の採取効率も徐々に高めていった。
採取クエストをどれだけ短く終わらせられるかの"採取RTA"をやってみたり、採取の最高峰である麦lv5の「4,125,000」を一度に採取できるようにするために装備や兵士や城を強化したりした。
特に、採取用の装備を強化するのは楽しかった。
装備に必要な素材は採取で手に入るものが多かったから、採取クエストを受注していない時も「趣味採取」と称して採取を続けた。

画像9

これが採取系のスキルを持った装備たち。
装備を強化するごとに 無色→緑→青→紫→金 とレアリティが変わっていくのだけど、ギルド共闘最終日にしてそのうちの1つを金ピカにすることができた。

画像10

兵士の増強・城lv上げと合わせて、目標値「4,125,000」に到達もした。

画像11

実際これがギルド共闘にどれだけ役に立つかと言えば全然役には立たないのだけど、ただただロマンを追い求めてやった。
"採取の人"としてここまで到達できたの、めちゃくちゃ達成感だった。

採取村のお掃除班

ギルド共闘が進んでいくと、暇なオタクがちらほらと出てきた。
早々に7クエスト終えたオタク、ギルド共闘開始後に加入したオタク、待機時間の長いクエストやってるオタク、狙ってるクエストが出るのを待ってるオタク、etc
ヘルプクエストや巣窟クエストの手伝いはあるけれど単発的なものでしかなく、手持ち無沙汰な人が増えてきた印象があった。

サポート班のDMグループに、思いつきで「もし究極にやることないなら、食べ残しの資源タイルのお掃除とかしてほしいですね」と言ったら、それがうっかり採用された。

資源タイルの資源を全て採取すると、そのタイルは消えて別の場所に新たな資源タイルが発生する。
しかし、資源を全て取り切らなかったタイルはそのままその場に残り、その採取量の少なさから誰にも採取されずに放置されてしまう。
そんな"食べ残しタイル"が増えすぎると新しい資源タイルが増えなくなり、採取地探しが難しくなる。

以前、Jさんが「食べ残しが多いと効率が落ちて困るんですよねー」とチャットでボヤいていたことを思い出して何となく言ってみたのだけど、R4メンバーがすぐ動いてくれて、他の連絡事項とともに一斉メールでギルドメンバーに通達してくれた。

メールを見たオタクの反応も早かった。
「どの辺りを刈ったらいいですか?」「食べ残しって、少しでも手がついてるやつは全部やった方がいいですか?」
私もそこまで考えて言ったことじゃなかったから、慌ててどうすべきか考えた。
「この辺りにUk3の採取民が結構いるので、そこを中心にお願いします。他の場所で採取されてる方で掃除サポートが必要な方は、各自座標を貼ってください」「刈り取るタイルは資源lv4を中心に、残り〇〇以下のものですかねー。それ以上だと普通に採取されると思うので」
そう返すと、何人かがすぐに遠征地に城を移してくれて、誰も取らないような食べ残しタイルの採取を始めてくれた。
その行動力にめちゃくちゃ感動したのを覚えてる。
サポート班とか関係なしに、1人1人がやれることをやる。その連帯感がアツかった。

以前採取クエストのコツを教えたオタクから「最後の採取クエストが終わったので、余生はお掃除班として頑張ります」とメッセージをもらったり、Jさんが「お掃除班のおかげで周りに新品の資源がたくさんあってとても採取がしやすいです!ありがとうございます!」とチャットに書いてくれたり、ただ個々にクエストをこなしていくだけじゃない、Uk3のチームワークが日に日に強まっていくのが本当に楽しくて幸せだったし、その一端を担えたことが嬉しかった。

採取村で巣窟に行けたことも、嬉しかったことの1つ。
コロニーから離れた場所にいると巣窟に参加することはできない。
だから遠征中は連合軍の募集通知を恨めしく眺めながら「実家のマター飯の味が恋しい」なんてふざけたコメントをしたりもしてたんだけど。
(ダークマターを格納する器を"お釜"、お釜から出てくる報酬を"マター飯"と呼んでいた。これもUk3の独自文化。)
ギルド共闘終盤、「採取民向けの巣窟です。1時間設定にしておきますので、よろしければどうぞ」というチャットと共に連合軍の募集があった。
採取民向け?と思い見てみると、それは私の城のすぐ横にある闇の巣窟がターゲットになっていた。
「実家の味が遠征地で食べれるなんて!」
採取クエストはキリのいいところで一時中断。
大喜びで連合軍に部隊を送った。

その募集をかけてくれたのはお掃除班のオタクだった。
他にも遠征地のオタクが参加して、4人で巣窟に進軍した。

画像16

画像上:進軍中。
画像下:巣窟ライブ成功後、解散して帰るオタクたち

嬉しくてスクショも動画も撮った。
巣窟クリア後に私だけ別方向に帰っていくの、本当にライブ帰りっぽくてお気に入り。

「あざマター!」
これもUk3の独自文化で、巣窟クリア後に「マターありがとうございました」とあいさつしていたのが「ありがとうございマター」になり、さらに縮まって「あざマター」になったもの。(あまりにナチュラルに定着しすぎて、前編を書いたときにはこれが独自文化だってことを忘れていた)
久しぶりに「あざマター!」って言えて楽しかったなあ。
お掃除班のそんな何気ない心遣いが本当に嬉しくて、採取クエがますます楽しくなった。

もあちゃん救出大作戦

「もあちゃんのクエスト状況が『0/4』になってます。どうしたらいいでしょう?」
2ギルド共通のR4グループに、Uk4のメンバーから連絡が入った。
クエスト状況を逐一教えてくれる空ちゃん、着々とクリアしていくあやめちゃん・りじゅちゃんに対して、もあちゃんがひっそりとクエストを失敗し続けていた。
その場にいた全員が同じことを思った。
「もあちゃんをこのままクリア0で終わらすわけにはいかない」と。

すぐに『もあちゃん救出会議』が開かれた。(そんな呼び名はない。今勝手に付けた)
「簡単なクエストをもあちゃんに教えてあげた方がいいのかな」
「どうやって教えます?ローモバのDMって見てるのかな」
「ローモバのDMは文字数が限られててあんまり長文送れないですよね」
「ファニコンは送ってもすぐに見れないから、インスタがいいかな」
「○○さんがサポート用にクエストのやり方の画像作ってくれてますよ。あれをインスタに送ったらどうでしょう?」
「もあちゃん用に画像作りますよ」
それぞれが手分けして、もあちゃんに画像やメッセージを送った。

時を同じくして、Uk3のギルドチャットでももあちゃんのクエスト失敗が話題になっていた。Uk4から誰かが聞いたらしい。
ギルドの垣根を越えて、オタクたちがもあちゃんの動向を見守っていた。

「もあちゃんがクエストクリアしました!」
「チャットで、簡単なクエスト教えてもらったって言ってます」
「私信じゃん」
「あ~~良かった~~~」
半日も経たないうちに、もあちゃんのクエストクリアの報せが届き、2ギルドみんなで喜んだ。

この時のことについて、後の配信でもあちゃんは「採取のクエストを取って、いけるかな?と思ってずっとやってたんだけど終わらなくて失敗しちゃった」と語ってた。
採取クエストのアドバイス、もあちゃんに送っておけばよかった~~!!!
これはローモバで唯一の心残り。私にも未来予知が使えたなら、もあちゃんに採取のコツを教えてあげられたのに!

クライマックスへ

週末は怒涛のサポートラッシュだった。
平日あまりログインできなかったオタクに週末のログイン時間を聞いて、その時間に合わせて時間のかからないクエストを用意したり、ゲームが不得手なオタクにはアトジャの後に直接会ってクエストのやり方を教えたり、オタクのTwitterアカウントに突撃して簡単なクエストの説明を送り付けたりetc
サポート対象が少なくなってきたこともあり、かなり直接的なアプローチが増えていった。
(特に、ライブ会場での直接サポートは面白すぎた。対応したサポート担当は大変だっただろうけど。笑)

クエストの消化状況を見ていると、まだクエストチケットが残ってるギルドメンバーは上記のサポート対象であるか、あるいは高ポイントを狙って"あえて"チケットを残しているかの2極化になっていた。
なので今度は、そうした上位クエスト狙いのオタクに「どのクエストを狙っているか」を確認して、誰も狙っていない中途半端なクエストはどんどん削除していくことになった。
私も高ポイントの採取クエストを狙っており、他のオタクたち同様クエストが出ることを祈るばかりだった。

「1枚でも多くのチケットを使い切ること」がR4及びサポート班の共通認識だった。
失敗してもいいから、全力でやりきる。
相手がどうこうではなく、自分たちが全力を尽くすことが目標だった。

そんな思いが通じたのか、ギルド共闘最後の夜から朝にかけて、上位クエストの出現ラッシュがあった。
地獄級クエスト、パワー上げクエスト、採取クエスト、etc
みんなが狙ってたクエストは全部出てたと思う。
私の取りたかった最上位の採取クエストは出なかったけれど、それでも次点の高ポイント採取クエストが夜に出てくれて、「これならどんなに遅くても昼前にクエストを終えられる」と安堵したのを覚えてる。
これが朝に出ていたら、終了時間との勝負になっていたはずなので。笑

話が少し前後するけど、土日に7つ目のクエストを終えたオタクがそれぞれ「チケット全部使い切りました!」と報告をチャットに書く度、チャットには「○○さん、お疲れ様でした!」の書き込みでいっぱいになった。
1人また1人とゴールテープを切っていくのをみんなで祝福する光景は胸にくるものがあった。
そして、そんなオタクたちの中に時折、空ちゃんの姿もあった。
「おつかれさま~」
その言葉でどれだけのオタクが救われただろう。
1か月半の苦労も吹き飛ぶ一言だった。

画像17

7クエスト終えて報告したときのチャット。
たくさん声掛けてもらえてめちゃくちゃ嬉しかったし、達成感すごかったなあ。

そして本当の本当に最後の1人の話。
これまでずっとサポート班から連絡を取っていたけど、就活が忙しくてログインできていないオタクがいた。
「さすがにリアル優先だから、そこは仕方ないよね」
「リアル犠牲にしてやってもukkaちゃんは喜ばないと思いますし」
「でも一応、もう一度だけDM送っておきます。チケット1枚でも使ってくれるかもしれないし」
そんな会話をしたのは夜だったと思う。
月曜日の朝、私は普段通り仕事へ行っており、その合間に少しだけローモバとTwitterを見るような状況だった。
「○○さんがログインしてる!」
「あ、今クエストやってるって!」
「茜空定食あります!やり方伝わってますっけ?」
「もうほとんど誰もクエスト取らないし、選び放題だね」
「××さんのDMで気持ちが伝わったのかも。本当に良かったですね」
サポート班のグループもローモバのチャットもものすごい速さで書き込みが流れていっていて、正直その全てを把握しきれないほどだった。
昨夜まで1枚もクエストチケットを使っていなかったオタクが、ギルド共闘最終日の朝にログインし、次々とクエストをクリアしていった。
協力が必要なクエストはサポート班やR4メンバーがチャットで声をかけて、そのときログインしていたオタクみんなでサポートするような状況だった。
最後は巣窟クエストで〆。
初めて空りじゅが参加してくれたZeppローモバ並みのお祭り騒ぎで、巣窟ツアーへ行った。
そして、最終日の朝まで0クエストだったオタクはついに7クエストを完走した。

5月31日(月) 14時。
Uk3のギルド共闘は参加者91人、70,048ptで終了した。

画像18

画像19

14時前後のチャットの様子。
きっかり14時にチャットに表れる空ちゃんにまた嬉しさが一段と募った。
あと14時に合わせて『WINGS』流すオタクたち楽しすぎワロタ。

獲得した7万ptっていうのももちろん凄いことなんだけど、1番嬉しかったのはこれ。91人全員が全力を尽くせたこと。Uk3でやってきて何より嬉しかった。

ギルド共闘終了から結果発表まで

ここからがまた長いんだな、これが。笑

夕方、空ちゃんとりじゅちゃんから一斉メールが届いた。
それぞれがギルド共闘の思い出やお礼を書いてくれて、「ああ、本当に楽しかったなあ」とその余韻を嚙み締めた。

驚いたのは、空ちゃんからのメールが1通ではなかったことだった。
続けて2通、メールが来た。
その件名には、「川瀬あやめより」「芹澤もあより」と書かれていて、中にはあやめちゃん・もあちゃんの言葉でお礼が書かれていた。

これは推測にすぎないけれど、空ちゃんが2人に書いてもらったんじゃないか、と思ってる。(根拠としては、Uk4の方には空ちゃん・りじゅちゃんからのメールは来なかったらしいから。)

日頃ukkaからもらっている幸福さに少しでも恩返しがしたくて参加したローモバだったけれど、終わってみればこんなにもまたたくさんの幸せをもらってしまっていた。
返した恩以上のものをまたくれるから、一生返しきれないものなんだなこれは、とこのメールをもらったときに悟った。

※なお、4人からのメールは当然スクショ撮ってますがここには載せません。頑張ったUk3メンバーへのご褒美だと思うので。


ギルド共闘が終わった月曜日は『ローモバアイドルチャレンジTV Season2』の放送日だったから、すぐ結果発表か!?と思いきや、それは翌週に持ち越しとなった。
すぐ発表されるものだと思っていたから、そこからの1週間は長かった。

ちょうどその間の期間にあったインターネットサイン会では、当然のようにローモバの話が多く出た。
私も「優勝したらリミスタ買い増しします」とか言ってたのだけど、結果より先にネットサイン会が行われることになってしまい「結果は出てないけど(オタク的な意味で)ローモバ優勝したのでリミスタ買います」と適当な言い訳を付けてmozコラボチェキを追加購入した。(だってmozコラボ服の空ちゃんめっちゃ好みで好きだったし)

空ちゃんに麦をもらってるりじゅちゃんの話。
2人に揃ってお礼を言われるという、優勝に優勝を重ねていくスタイル。
まさかここで空りじゅ案件が発生するとは思わなくてめちゃくちゃ沸いた。

何回でも言うけど本当にここまで頑張ってきてよかった。

優勝、そして打ち上げへ

我が家はチバテレが映らないので、結果はオタク経由で知ることとなった。
その後、Youtubeに上がった公式動画で4人の喜ぶ姿をしっかりと確認した。

画像20

この笑顔が見たくて頑張ってきたんだよなぁ。
本当に本当に良かった。
ギルドチャットでも、グループDMでも、みんなで喜び合って、そして「良かったね」「本当に良かった」と言葉を掛け合った。
全ての疲れが吹き飛ぶような解放感だった。

このツイート、心から同意したのでここに載せさせてもらいます。本当に全員で掴み取った勝利です。


そして、ukkaから打ち上げのお誘いがあり、2日後の水曜日にオタクはLINELIVEに集合した。

もともと、ギルド共闘の終盤に空ちゃんともあちゃんから「アカウントに名前を付けてほしい」というお願いが来ていた。
ローモバではアルファベットのみが使える「ID」と日本語も使える「名前」があって、前者は必須なのだけれど後者は任意登録になっていて、設定していないオタクも多かった。(それでもIDで大体の名前は分かったが)

「名前を登録して、だなんて何に使うんだろう?」
その答えは打ち上げ配信で明かされた。

アーカイブ残ってます。

打ち上げは4人がギルドメンバー全員の名前を呼んで、お礼を言う配信だった。そのための名前登録だった。
本当に本当にほんとーーーに、どこまでも誠実な人たちだった。
この4人のために頑張ってきて良かったなって、心から思える人たちだった。

打ち上げが終わった後は、二次会へ。
ギルド共闘前に「優勝したら打ち上げキャスやってくださいね」とお願いした、その約束の通り、LINELIVEの後に2次会ツイキャスが行われた。
Uk3もUk4も混じって、再び「良かったね」「終わったね」とお互いに労い合ったり、チャットのスクショを見ながら思い出を振り返ったりした。

「Zeppローモバ」なんてふざけて言ってたけど、まるでライブ後の飲み会みたいな楽しさで、やっぱりローモバはライブ会場だったのかもしれない、と思った。

終わりに

書き終わったーーーーーーー。
現在6月19日深夜4時ですおはようございます。
私のローモバがようやく終わりました。
レポの終わり、ここが終着点。

レポ中にも書きましたが一か月半という期間は本当に長くて濃い日々でした。疲れた。でも、楽しかった。もうやりたくない!笑

いつも、ukkaのライブレポを書きながら思ってたんですよ。
「ukkaのオタクってライブ楽しむことにかけては天才だよなぁ」って。
ライブを心から楽しんでるオタクばっかりだなって、知り合いも少ない頃からいつも思ってて。その楽しい空間があるから私もその空気に乗せられて楽しめてる部分があって。
その気持ちが、ローモバを通してより一層強くなりました。

普通にやってたら大変さの方が大きくなってたかもしれない、少しでも方向性がズレていたらもっとギスギスピリピリしていたかもしれない、そんな戦争ゲームの企画をユーモアと思いやりで楽しいものに変化させていった、ukkaのオタクはやっぱり大天才だなって思いました。
スイカ割りとかZeppローモバとか茜空定食とか、ローモバの世界でそんな表現すること普通ないでしょ。笑
 どうかしてるぜ(褒め言葉)。

そしてそれは、ukkaというグループが楽しさと誠実さで溢れてるから、オタクもそうなるのであって。
ukkaへの愛がより一層強くなった、そんな一か月半でもありました。


明日、6月20日はZeppツアーの千秋楽、Zepp Tokyoです。

現地チケットの追加販売もまだ買えます。

2部はニコ生もあります。
プレミアム会員なら追加課金なく見られるはず。

ukkaの現場は、ゲームでもライブでも、リアルでも配信でも、いつだって楽しいよ。ぜひ。

そしてギルド共闘の優勝で勝ち取った『白黒アンジャッシュ』のEDテーマソングは7月6日(火)22:00からだそうです。
チバテレ以外の局では放送日がズレるらしいので、お気をつけて。

また放送日はオタクみんなで盛り上がるんだろうなあ。
楽しみ。

いいなと思ったら応援しよう!

あらいみかん
サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。

この記事が参加している募集