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入居者Interview Vol.2 / ATTIQUE

Soil work 入居のキッカケは何でしたか?

三井不動産が進める日本橋のエリアブランディング事業にずっと関わっていて、この5年、毎週三越前に通っているんです。

コロナ期間中に働き方を変えていけるという実感を覚えて、会社以外の場所で自分のフィールドを広げようと思い、クリエイティブやローカル系のコワーキングスペースを探していて。コンセプトや運営企業、入居者に惹かれて、すぐに内覧に来ました。

soil workに決めた理由は、実直でありながら成長を目指す企業が集まっているコミュニティがあるところ。もともとベンチャーにいた私として親和性を感じまして。鼻息洗い系のね。(笑) 同類が集まっていそうな気がしちゃいました。

現在(※2023年取材時)の進行中のお仕事をおしえてください。

日本橋・八重洲だと、7月に地域×起業、9月にサステナといったテーマのビジネスイベントを、主催したり企画したりといった感じです。7月のイベントには、Stapleの岡さんにも登壇いただきます。なんとグリーンバレーの大南さんと一緒に。

大阪では、「うめきた2期」に関わっていて、梅田エリアのまちづくりビジョンの発信と具現化の両プロジェクト、さらにはMICE事業の支援も。
梅田、最近行かれました?
今すさまじい勢いで開発中で、SANAAも関わる公園も来夏完成予定です。

それと、三井不動産の、昨年度の新規事業提案制度「MAG!C」に採択された子育て支援事業を現在水面下で準備中です。実家が地方で、夫婦共働きで、都会で子育てするのは大変ですから、そんな当事者意識から事業を考えました。

壮大なブラタモリとアングラカルチャー青年の進路

経歴について、おしえてください。

化石・地質が好きだったので大学院まで進み地質学を修めました。ですが、フィールドワークが私にはキツくて(笑) 

毎日朝8時〜夕方まで、何週間もの間、熊とか鹿が出るようなマタギの里の山間を歩き、誰とも言葉を交わさない時間を過ごします。言ってみれば壮大なブラタモリですよ。孤独な研究作業の中で、これはドクターまで続けられないと思ったんですよね。

いずれはこの経験が何かに繋がったら良いなと思いながらも、 卒業後は、PRコンサル系のベンチャー企業に就職しました。研究を途中で止めてしまったことへの自己嫌悪が強くて、その反動から、全く違う畑でチャレンジしたいと思うようになりました。

9年勤務した前職では、逆算思考のマーケティングと、ゼロイチのベンチャー志向の両方を経験できたのが良かったです。こちらもハードでしたが(笑) 

いずれは旅行や都市の領域で起業したかったのですが、退職を機に大学時代のダンス仲間でもあった小林が代表を務めるATTIQUEにジョインしました。
当初は、ブランド戦略・EC運営のコンサルティング業務が中心でしたが、小林も僕も都市・建築が好きで、徐々に都市デザインやプレイスブランディングの仕事が増えました。

お子様と一緒に、日本橋ガーデンプロジェクトイベントにご参加された時の様子

SOIL と共に見つめる未来

地元・滋賀の政所茶、茨城県美浦村のホースセラピーとか、近年は地域のプロジェクトに関わることが増えてきました。元々地域に関心があったので自ら開拓したり、昔からの知り合いから相談いただいたり。

・・・(続きはSoil work ウェブサイトよりご覧ください。)

プロフィール
 
廣部 嘉祥 | Yoshitada Hirobe
プロデューサー。筑波大学大学院(地質学修士)修了後、15年以上にわたって、ブランド戦略、PR戦略、イベント企画など、多岐に渡るマーケティング支援業務に従事。特に、地質から食文化を射程に捉えた都市デザイン思考を武器に、不動産ディベロッパーに対する街づくり・MICEのプロデュース実績を豊富に持つ。
近年は、循環経済プロデューサーとして、未活用資源(遊休地・廃棄食材・引退競走馬)を地域経済に活かすライフワークを滋賀・茨城で実施。また、2児の父として、不動産ディベロッパーの新規事業として子育て支援サービスの実証実験に奮闘中。