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辛い時に・・・小学校の先生の転職
「小学校の先生は多忙だ」・・・よく聞くフレーズだ。
そこに転職活動が加わると異常な環境になっていく。
学校の業務改善と未来の教育の創造がやりたくて、活動を始めたが、現実は厳しい。
二十社ほど受けて、書類選考が通ったところは3割程度。
面接で二次面接に進めたのは2社のみ。(もちろん条件を考えて辞退もあったが)
そこで感じたことは、圧倒的な「小学校の先生の需要少ない!」だ。
数値で示せる実績がほとんどない。
「1年以上の営業経験」「カスタマーサクセス2年以上」とかの求人には通らない。
そして、焦って臨んだ面接の結果は悪くなる。
そして、日々の学校業務でミスが1つでも出れば、モロにメンタルに響く。
自分は社会に必要にされていない。
ここまで培ったものは、社会では役に立たないんだ。
世の中の多くは自分よりもキャリアが上だ。
通常の仕事でもミスをする俺は将来やっていけない。
そんなことばかり考える。・・・
「・・・あれ?俺ってこんなにメンタル弱かったっけ?」
今まではミスをしても、改善点を見出し、次につなげる努力をしてきた。
しかし、今は落ち込んだ状態からの復活がものすごく難しい。
これは、社会人として仕事を始めて以来、ほとんどなかったことだ。
考えていくうちに原因が分かった。原因は、
「自分の将来の先が見えないからだ」
そして、先が見えないからこそ、今やっている努力が成果に結び付かずに落ち込み、
次がある保証がないから、トライ&エラーなんて言ってられない。
落ちれば終わり。面接官と合わなければ終わり。終われば生活は成り立たなくなる。
夢だなんだと言ってられない。結局はこの転職がうまくいかなければ、俺の未来はないと、そう強く思っていることが原因だ。
将来を思うと、不安が波のようにやってくる。これは大学時代の転職活動でもなかったことだ。あの時は21歳。今は29歳だ。パートナーもいる。
じゃあ、どうするか。もっと考えた時に答えは出てくる。
「俺の人生はここからだ」
まだ29歳。これから何十年も生きる。生きている限りは次が必ずある。
もし今回落ちて、どうしても受かりたかった会社に挑戦もできる。
落ちたことで、後輩にアドバイスもできる。
この経験が無駄になることは絶対にない。全てが俺の力になり、また苦しい時に自分を守ってくれるはずだ。
不安でいい。不安がないなんて無理だ。
不安を抱えたまま、将来のために一歩ずつ歩いていく。
ベストを尽くせ。信じて進めば、何かにはたどり着く。
すぐではないかもしれない。でも、いつかきっと届く。
信じて頑張っていこう。