第25回国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました。
受験後すぐにアップした記事でも書いていましたが、
実技(面接)試験については、「合格する基準ではなかった」と改めて感じています。
一方で「合格」という1つの区切りであることも事実なので、養成講座受講から受験日までを振り返りつつ、今後どのように研鑽していくのか、どのようにこの資格を活用していくのか、現時点でのイメージを書き留めておきたいと思います。
養成講座受講中の振り返り(2023/08~2023/11)
◎取り組んだこと
①養成講座開始前
養成講座が始まる2週間ほど前に、試験対策のテキストを購入。事前に学ぶ内容を把握して、養成講座学んだ段階で「復習(テキストで見たことあるな~)」の状態にしておきたかったため。
②養成講座当日
養成講座が始まる1時間前に会場近くのカフェで前回の復習を行った後(復習範囲がどんどん広くなるので、後半は大変だった・・・)、養成講座終了後、20:00からは自宅近くの公的施設の自習スペース(22:00までやっていてとても都合がよかった!)でその日の復習やホームワークに取り組んでいた。
③通信教材の進め方
通信教材は、出勤する1時間前に会社近くのカフェで動画を1.5倍速で視聴。確認テストは、期限の1か月前にはすべて提出できるスピード感で学習を進めていた。
◎所感
・予習、先取りで学習を進めていたが、なかなか定着が難しかった。
・養成講座は、知識の獲得や定着よりも、面談の実践や自己理解の促進に重きが置かれていた。
・自己理解ワークや面談のロールプレイングでは、これまで直視してこなかった自分や、他人に興味を持てない自分を突き付けられて、特に4,5回目くらいまでは特に苦しかった覚えがある。「なんで、そこにアンテナが立たなかったんだろう?」「受け止めることと受け入れることの違いってなんだ?」「共感と同感ってどう違うの・・・?」。
ただ、それを乗り越えられたことは単純に自信にもなったし、普段の生活の中での自分と向き合う時間も格段に増えてきた。
養成講座終了後から受験日までの振り返り(2023/11~2024/02)
◎取り組んだこと
①ロープレ学習会(同エリア)の開催・参加
養成講座で同じクラスだった受験生の皆さんとロープレ学習会を企画、運営。月1回から2回、計7回ほど開催。また、振替で参加した同エリア他クラスの学習会にも5回ほど参加。自分の面談の癖や、ほかの方の良い働きかけを客観視して学ぶことができた。
②論述共有会の開催
12月終わりごろからは、受験生有志で論述勉強会を開催。「モノの見方」や「今後の展開」など、様々な議論を交わした。
③有資格者の方や他エリアの受験生との交流(ロープレ実技)の場への参加
12月終わりごろから、有資格者の方のFBが受けられるオンライン学習会に計6回参加。
今後の研鑽について思うこと
・「受容」「共感」「自己一致」について、もう1度まっさらな状態から学んでいきたいです。また、有資格者の方と交流する中で、自分なりの概念の言語化を行っていきたいと思います。
・面談の学習を重ねるにつれて、「信頼関係の構築」が自分の中でなおざりになっていった気がしています。自己概念を共に観ていくためのCLへの働きかけの方策にばかり意識が集中していたかもしれません。「受容」「共感」を感じてもらうための在り方を探求していきたいと考えています。そのために、周りの良き見本をたくさん見て、自分なりに言語化・具体化する過程が必要と感じてもいます。
どうやって、この資格を活用していくか
①まずは、日常的な業務(顧客との対話)の中で、肯定的関心を向けること、CLの思いを受け止めることを通して、「受容」「共感」を身に着けていきたい。
②お世話になった有資格者の方々が開催している「受験生サポート」の活動に、より近い目線の「有資格者」としてサポーター活動を行う。
③これまで自分がかかわってきた領域である、「中高生に向けたキャリア支援」を行っている団体等に登録して、無償でも現場に出たい。
合格が発表されてから1週間経過した現在、考えていることは上記のとおりです。
これからまた方針が変わってくるかもしれませんが、合格直後のリアルな思いとして、今後自分が迷いを抱いたときに、立ち止まるベンチマークにできればと思います。