月商550万円達成する立飲み居酒屋開業の秘訣
ニノミヤの紹介
10代で飲食店を2年間経営→現職
飲食開業(法人新規事業)のプロとして、延べ100名以上の経営者を輩出してきて、現在はSTAND KIYOSUGU【スタンドキヨスグ】(立飲み居酒屋)の立ち上げを支援をしています!
グループとしては飲食40~50業態、国内外に400店舗展開をしてます!
Twitterでも飲食開業についてのノウハウを発信してるので、遊びに来てください!
皆さんは飲食店の約2割が1年以内に廃業している事実を知っていますか??
これは開業した人の5人にひとりは1年以内に廃業してしまう計算になります、、、
今回のnoteでは大変にも思われる飲食店開業の中でも、閑散期でも月商550万円をコンスタントに生み出す僕が支援しているSTAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)という立飲み居酒屋業態の事例もふまえて開業の秘訣をお話ししていきます!!!
目次
・立飲みの市場
・立飲みだけではなく、飲食開業で失敗しやすい原因
・立飲み開業に必要なこと
・立飲み居酒屋STAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)のご紹介
立飲みの市場
年代別で見ると20代の利用者が最も高く続いて、30代、50代と続いていきます。通常では、居酒屋の利用客は40代以降がボリューム層になりますが、スタンド業態に関しては逆転する形に!意外ですよね(笑)
⇨つまり立ち飲みの場合だと、20代、30代をターゲットとした店舗設計と商品設計が成功のカギとなります!
利用頻度で見ると20~30代が高く、次いで40代となります
リピートに繋がる店舗設計をすることがボリューム層の20~30代をリピーターとして囲いこむことができます。
上のグラフが「今後利用してみたいか?」をまとめたものですけど、まぁ利用したいかなといった潜在需要が20~40代の男女と幅広く存在しています。このため、立ち飲み居酒屋のコンセプトや店舗の設計次第では潜在層を顧客にすることが可能となります。
立飲みだけではなく飲食業界で失敗しやすい原因
【失敗しやすい原因】
運営面
・食材の目利きが出来ず割高な仕入れをし、原価率が高くなる
・立地と客層のミスマッチ
・客層と店舗の雰囲気のミスマッチ
人材面
・スタッフへの教育が行き届いてない
・客数に対して人材が不足している、多すぎる
・自分本位の店舗づくりをしてしまう
これらは立ち飲みに限らず飲食開業で失敗する原因になってしまうのです、、、気をつけましょう(泣)
資金面
・毎日の売上だけに意識が向いてしまい、先々の売り上げを考えていない
・客層が望む値段設定ではない
・見通しより実際の売り上げが低い→赤字経営をしてしまう
・初期投資額と月商、年商が合わない→投資回収に時間がかかってしまう
このような問題点による失敗が多い!!
実は飲食店の約2割が1年以内に廃業している、、、(泣)
店としての場合と経営者の場合での失敗をざっと出しましたが、このように沢山挙げられることが分かります。
これから飲食開業を考えている人はここは気を付けておいてほしいです!
立飲み開業での成功に必要なこと
立飲みを開業するにあたって成功はしたい!当たり前ですよね(笑)
そこで、成功する2つのポイントをご説明しましょう
それはコンセプトに合った立地と設計です。
《1つ目のポイント 店舗設計》
・席数
売上を最大化する席数の決め方↓↓↓
最低でも店舗坪数×2.5~3名
目安:10坪なら25名~30名収容客数が取れるように設計する
立飲みの場合、低単価でもあるので最大収容人数も重要です!
・物件の選定
注意点
・店のコンセプトとマッチするか
→立地と店のコンセプトの相性が非常に重要
・店舗周辺のリサーチ
→商圏の人口、競合となる店の出店状況、最寄り駅の利用人数など
・施工業者同席で設備導入や各種インフラの確認
→同席することでイメージしているデザインが実現可能かの意見をもらうことができる
例えば!ウチでやってるキヨスグの店舗設計だとこんな感じの設計なので
事前確認がとても大事になってます!↓↓↓
・STAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)店舗設計(内装)
よりスタイリッシュにする為、解体時のまま(天井等)の部分を残しつつ、 手を加える(壁面等)部分のmixを上手く活用する
《2つ目のポイント 立地》
どんな飲食業態でも開業するにあたって、最も重要となるのが立地選び。
もう一度言いますね(笑) 立地選びです!!
実は飲食店の開業を成功させるには、7割は立地で決まるとさえ言われているほど!
現在、立ち上げ支援をしているSTAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)の事例もふまえて、立地戦略についてお話していきます
①コンセプトに合った立地選び
・客層による立地選び
例えばオフィス街の飲食店の客層は
昼:蕎麦や定食屋などで食事をとりたい個人
夜:オフィスから駅までの間で同僚とお酒を飲む少人数客
・繁華街
曜日や時間を問わず人の出入りが多く、集客数を伸ばしやすい 平日ならビジネスマン、休日なら学生や若者など、 昼夜問わず幅広いターゲット層が集まる
・住宅街
住民を固定客にすることができる 食べ盛りの子どもの多い家庭をターゲットとすれば、 ボリュームや価格の安さを重視した店舗など
・郊外
ファミリー層が多くなる 物件の広めなところが多いため、駅前などに比べると お客さんにゆっくりしてもらえるような店舗と相性が良い
・駅近
人通りが多いことから、広告宣伝にかかわらずある程度の集客が期待できる 駅が近いため徒歩で行き来をする人が多く、アルコールの需要は大きい
➁立地と客層の関係
【事前にリサーチすべきこと】
・客層の年代、属性
・客層は開業予定の街の居住者なのか、訪問者なのか
客のイメージが分からない場合
→メニュー作り、価格設定に誤差が生じて、集客力のない店舗になる
分かりやすいように、こちらもウチの例を出しますね!
・STAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)の場合
STAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)では、20~30代の若い層をターゲットとしています!
現在開業している、または開業予定の立地はターゲット層の人数が多い、
中目黒駅、大井町駅、渋谷駅の3カ所です。
3カ所とも駅の1日の平均乗降者数がかなり多く、中でも渋谷は1日に324万人もの人が利用!
・渋谷は若い層向けの商業施設も多く、ショッピングや食事、映画をするために友人、恋人等と集合するにはうってつけの場所。
・中目黒は若者に人気のオシャレなカフェやレストランが多くあります。
・大井町には大型の温泉施設や自然豊かな公園もあり、平日以外にも訪れる人が多くいることが伺えますね。
このようにリサーチをして、3駅ともコンセプトに合った立地になっています。
まとめ
開業する際には「店舗設計」と「立地」がほんとに重要です。
コンセプトに合った店舗設計と立地で展開できなければ、ほとんどの確率で失敗するのでここはほんとに覚えておいてください(笑)
ではちょこっとSTAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)の紹介しましょう!
立飲み居酒屋STAND KIYOSUGU(スタンドキヨスグ)のご紹介
2021年3月 中目黒店 OPEN
2021年10月 大井町店 OPEN
2023年1月 道玄坂店 OPEN予定(仮)
一般的な立飲みとの比較
20~30代が利用しやすいスタイリッシュな外観・内観
店はスタイリッシュでもメニューは懐かしさを感じるおばんざいをご用意
基本的にオペレーションは既製品に一手間加えるだけで
作業に手間がかからない簡単かつシンプルなものががほとんどです。美味しそうでしょう?
小箱の強みを最大限に生かす
10~15坪前後の小箱であるため、3~4名の従業員で運営することができます。
⇨人件費削減、管理者の負担大幅ダウン
入りやすさとコロナウイルス対策のフルオープン
外から店内の様子が見えることで見込み客の獲得ができます。
賑やかな雰囲気を見ると、なんだか自分も混ざってお酒が飲みたくなりますよね!
フルオープンにより、換気が気になるコロナ禍でも売上を伸ばし業績好調~!
まとめ
今回は立飲み居酒屋開業の秘訣について説明しました。今後、成長が見込まれる立飲み居酒屋の開業で必要なのは大きく分けて2点で店舗設計と立地です。
ターゲットに合わせてこの2点を作ることで売上を伸ばしていくことができます!
今後も飲食開業についての情報発信をしていきます。
飲食についての質問がある方はDMやコメントしてください!
次回はSTAND KIYOSUGUの実際の売上データを公開します!
ご覧いただきありがとうございました!!
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