再確認した存在の大きさ バッテリーが挑む最後の夏 湯沢翔北高校3年/投手 佐藤創 湯沢翔北高校3年/捕手 佐藤悠
撮影◉高橋潤一 文◉工藤璃子
エース不在で臨んだ春
春の地区大会初戦、先発した湯沢翔北のエース・佐藤創(さとう・そう)は3回2/3を投げ、マウンドを降りた。右肘の怪我により、その後も登板することはできなかった。思わぬ事態に見舞われた湯沢翔北であったが、チームは地区大会を制し、県大会8強入りを果たしている。その理由を佐藤創は次のように話す。
「他の投手陣、特に2年生の頑張りが大きく、地区大会で優勝できた。3年生投手は自分1人なので、下級生たちの成長が嬉しかった」
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