春の悔しさを晴らし、 新たな歴史をつくるとき 八戸工業大学第一高校
撮影◉小野幸子 文◉工藤璃子
結実の春に見えた課題
今年の春季県大会準優勝の八工大一。惜しくも決勝で敗れたものの、打撃面での収穫があった。力を入れて取り組んできた体づくりやウエイトトレーニング、毎日何千本と積み重ねてきた素振りが実を結び、本塁打を量産。チームは全4試合で6本塁打を記録した。うち3本は田端陸玖(3年)のバットから放たれ、田端個人としては大会打率5割(16打数8安打)の活躍ぶり。長谷川菊雄監督も「非常にいい準優勝だった」と振り返る。
一方の守備面では終