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【7月2日発売!】 清田隆之(桃山商事)著 『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)〜目次〜


さよなら、俺たち

清田隆之(桃山商事)著『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)
2020年7月2日発売
ISBN:978-4-909048-08-0 C0095
本体1,700円+税
四六判並装 頁数:304p 装丁:六月 
帯:植本一子さん(写真家)、花田菜々子さん(書店員)
http://stand-books.com/sayo-ore/

目次

●さよなら、俺たち
1 あの人がいない人生を生きるのだ――失恋による小さな死
●あの人がいない人生を生きるのだ 
●失恋による“小さな死”を乗り越えるには 
●こじらせ男子の当事者研究――失恋ホストの現場から
2 俺たちは全然客観的で中立的なんかじゃない ――男の幼稚さ
●「気づかない男たち」 ――ハラスメント・スタディーズ
●俺たちは全然“客観的”で“中立的”なんかじゃない―― セカンドレイプ
●ボクたちはいつ大人になれるのだろうか ――大根仁作品における「男の幼稚さ」について
●『ラブライブ!サンシャイン!!』のPRイラスト論争。批判の声に怒っているのは誰なのか
●女子小学生にまで求められる“男ウケ”のモテ技。俺たち男はなぜ「さしすせそ」で気持ち良くなってしまうのか
●世界で進む「性的同意」の議論。俺たちはその意味を理解できているのか3 私たちはすれ違ってすらいないのかもしれない――コミュニケーションと聞く力
●「男をひと括りにするな!」から進むために
●我々が“聞ける男”になるために必要なこと
●「コロナ離婚」の背景にある絶望感の正体
●私たちは“すれ違ってすらいない”のかもしれない
4 生理が〝自己責任〟になってしまうディストピア――強固な男性優位の社会構造
●田嶋陽子が再ブーム。“日本でいちばん誤解されたフェミニスト”はこんなにカッコ良かった
●エロ本の作り手にお話を伺う中で見えてきた巨大構造
●生理が“自己責任”になってしまうディストピア 
●doing偏重社会に生きる私たちに突きつけられた“ミラー小説”
●「子どもを産まなかったほうが問題」は失言ではない。現政権の本音だ
●「夫婦別姓は犯罪が増える」というトンデモ発言は“男性特権”が生んだ無知の末路 
5 加害者性に苦しむ男たち――抑圧と孤独
●女性の恋愛相談を聞きまくった結果、過剰に抑圧されるようになった私の性欲
●“加害者性”に苦しむ男たち
●内面の孤独
●性欲は“本能”って言うけれど……男性にとって風俗とはどういう場所なのか6 生まれたからにはまだ死ねない――beingから「私」へ
●矛盾への恐怖と恋愛相談
●「だったらひとりで生きればいいのでは?」と絶望される前に
●家に一冊も本がなかった
●自分を掘れば他者とつながる
●ぺこぱ“NEO優しい”の衝撃 「優しいのにおもしろい」という革命
●笑いと脱力をもたらすbeingの世界――さくらももこ論
●生まれたからにはまだ死ねない

著者プロフィール

清田写真

清田 隆之(キヨタ タカユキ)
1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『cakes』『WEZZY』『QJWeb』『an・an』『精神看護』『すばる』『現代思想』『yom yom』など幅広いメディアに寄稿。朝日新聞be「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(共にイースト・プレス)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに──男たちの「失敗学」入門』(晶文社)がある。



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