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100の言葉を並べても、1の体験に勝るものはなし。

今回は「体験価値」について触れていきます。

こんにちは、金さんです。
石川県中小企業B2Bメーカーで営業DXサービス「Sansan」を社内で推進しています。過去の記事で導入から推進の最初まで、その珍道中?を書いているので、同じく地域企業で社内の変革を目指している方々に、特にお読みいただければ嬉しいです。

▼導入のきっかけはこちらから

▼推進の始まりはこちらから

導入における数ヶ月の社内調整を経て、仰々しく始まったSansanの導入キックオフ。社員利用可能まで残り1週間というところまで準備は万全。きっと成果が出るのは、よくて1-2ヶ月以内、と思っていた矢先に。
どんなに言葉で説明し尽くしても、体験には敵わない、そんな学びを得た一瞬があったので、今回の記事で触れていきます。


フライングスタート

順調に運用開始の準備を進めていました。
ただ、準備開始から1週間(運用開始まで残り1週間)の時点で、タイミングよく、ある部署での展示会がありました。
その部署には、ツール系に関しては貪欲ですぐに順応するアーリーアダプタータイプがいたのです。(その部署の長なのですが。)

イノベーター理論における5つのグループの1つ。流行に敏感で、自ら情報収集を行い判断する層。新しい商品やサービスなどを早期に受け入れ、消費者に大きな影響を与える。オピニオンリーダーとも呼ばれる。

マクロミル社「アーリーアダプターとは


既に導入前において、Sansan へは強い関心を示していたので、ちょっぴりフライングスタートでアカウントを付与しました。
また、同じく展示会に参加する他部署の社員(2名)にもアカウントを付与、展示会前日にスマホアプリを利用して、使い方の説明をしました。

展示会対応の場合、即座の名刺取り込みによるフォローは必須。
展示会会期中、展示会後に時間が経過すればするほど、展示会来場者の関心は薄れていくので、関心が高いうちにフォローするのが成功の秘訣。


その他にも、展示会来場者の中には、敢えて名刺を持たない方、既に名刺を配りすぎて名刺が切れている方がいます。
そういうケースに備えて、展示会出展者側が名札のバーコードないしQRコードを読みとる機械があります。

ただ、読み取り機の貸し出し費用+取り込み数に応じた課金になる。

また、展示会対応者も名刺交換をする中で、どの人とどのような話をしたのか、メモ履歴がその後のフォローの優先度合いを決定します。

無作為に読み取ってしまったデータだと、
どの人がどのような点に関心があったのか、わからない。
まして、数日後にデータ化されてくる情報に対して、記憶とどう結びつけるか、人間の記憶も時間が経過すればするほど、薄れていくから当てにならない。


そこで、Sansan のスマホアプリ(名刺読み取り機能)の出番!

最近では、展示会の名札は、スキャンされた名刺である場合があります。
(展示会によって場合が異なりますが、大手の展示会主催者の場合はこのケースが多い)
なので、Sansan スマホアプリの名刺スキャン機能で読み取れてしまうという。展示会でお話した後に、スキャンされてしまう、または、直接名刺交換を行う、その後すぐにSansanへ取り込み(名刺情報に展示会のタグ付け)、メモを記載して、取り込む。

今回は、それをすぐに実践。ただ、単に取り込みだけではなく、関心度を3段階に分けて、その段階毎の定義付けを行い、あとで簡単にフォローできるようにしました。

展示会会期中に、話す→スキャンする→メモをする→すぐにタグづけで分類する。

そんなリズムが既に出来上がってました。

※注;展示会によっては、社名+職種+名前+QRコードのみの名札があります。なので、このやり方は、ブースへの来場者を必ず数値化したい会社にとってはおすすめのやり方ではありません。
(当社はフォローのリソース不足もあるので、漏れがあっても、どちらかというと、ノイズ(関心度合いの濃淡)を除きたいので、このやり方をしています、あとは単純に費用節約、、、)

ドヤ顔はいつも、「だから言ったでしょ!」とともに

Sansan リズムが出来上がった展示会初日を無事に終え、2日目以降の対応へ。基本的には、同じリズムでやり続けるわけです。

そしたら、展示会対応社員のスマホアプリへ、Sansan からのスマホ通知が!

「〇〇株式会社の最新ニュース」

前日に名刺スキャン入れた企業の最新ニュースがスマホ通知で来ました。Sansanは、人事情報やウェブで公開されたニュースを拾って、通知してくれる機能があるんです。

展示会でよくあるのがこういうシーン。

展示会来場者「昨日ブース訪問した〇〇から、御社の製品について伺いまして、ブース訪問いたしました。」

こういう時に前日に名刺スキャンして、企業ニュースが来たら、より深堀りした話ができるわけです。

実際に、この展示会でそのシーンに遭遇し、ニュースや企業情報によって情報を取得した展示員が前日とは比べようもないほど、話が深まっていた感じでした。(その後、商談に繋げたそうな)

思わず、その担当者から「Sansan、これいいですね、めっちゃ便利です!」との言葉が!

はい、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

まさか、導入1週間でこの言葉を貰えるとは思ってもみなかったので、内心、とっても嬉しかったのですが。。。

「だから、言ったでしょ!」( ・´ー・`)ドヤ

と嬉しさを隠しながら、言ってしまいました。

ここで、思ったのがその機能は事前に説明していた。

でも、その時はピンと来ていなかった。

体験したことで、初めてその価値を理解する。どれだけ、言葉で言っても、たった一回の体験、そして、自分で得た感覚には敵わない、と思いました。

きっと、こういったツールの推進は、こういう一人一人のユーザーに、この体験価値を味わってもらうことが、重要なんだと感じました。そこまでの流れをどう作るかが、カギ。

導入1週間で、自分も今後の推進における大きな学びを得ました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、ツール推進における大きな学びとして、「体験価値」の重要性について感じた時について、お伝えいたしました。
では、どのようにして、その体験をしてもらうまでの道筋をつけるか、それは、次の記事でお伝えできればと思います!

今回もお読みいただき、ありがとうございました!学びになったという方は、ぜひ、記事にいいね!していただけたら嬉しいです!

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