プロの坊さん
夕食後、いつものようにテレビに背を向けた状態で椅子に腰掛け、スマホをいじっておりましたら、民放のニュース番組を観ていた父上が、こんなことを言いました。
「プロの坊さんか。珍しいなあ!」
それを聞いた私、
「お坊さんにプロもアマもないでしょ」
すると父上、
「違う!プロの坊さんは珍しいっていう話だ!」
「…?」
話が噛み合わず、身体を捻ってテレビ画面に目をやると、
『風呂伸雄さん』との字幕が。
『プロの坊さん』ではなく『フロ・ノブオさん』だった模様…。
珍しい名前だな、と言ってくれたらすぐに理解できたのに…紛らわしいなあ、モゥ。