【 理想のタイプ 】
理想のタイプはどうして理想なんだろう。
なぜそれが好きなのかなぁ…。
運命の人 = 理想のタイプ
という方程式を既にどこかの誰かに決められていて
いろんな経験をしていくなかで
それを追い求めているのでは?
と、思うわけです。
恋愛経験ゼロ、というわけではない私は
いろんな人に恋して実ったものもあれば
実らなかったものもありました。
いま恋しているあの人も同様に、
誰にでも恋したことは、あると思います。たぶん。
種類もいろいろありました。
明確な理由をもって恋に落ちる時もあれば
なぜか惹かれてしまう時もあります。
少しずつ少しずつ、好きになる時もあれば
突然雷に撃たれて好きになる時もあります。
恋が短くして終わってしまう時もあれば
長期にわたって好きの状態が続く時もあります。
好きな人のタイプもいろいろでした。
元気で活発な男の子。
大人しくて優しいクラスの男子。
中心になってものごとをする男の人。
落ち着いた雰囲気の男性。
本気で恋をしていても、どこかちがっていて。
好きだけど完璧ではないと感じていました。
恋しているあの人もそう感じているみたいで。
今まで、妥協して付き合っている、恋をしていて
結局うまくいきませんでした。
私たちは出会って、恋をしました。
お互いがお互いの理想のタイプだったのです。
こんなにもしっくりくる人は初めてでした。
あの人は言います。
「こんなに完璧な人はじめてだよ」
私は恥ずかしくて何も言えません。
あの人は言います。
「ぼくたちって、運命だね。」
私は笑って誤魔化してしまいますが
本当は私も、同じことを考えていました。
好きになった理由がわからなかった恋
どこかで妥協しながらした恋
ぜんぶぜんぶ
運命のヒトと似ているところがあったから
好きになったのかもしれないですね。
運命の人 = 理想のタイプ
決めたのは
神様かもしれない
世界を俯瞰している誰かかもしれない
わたしにとってはだれでもいい。
わたしの運命のヒトが彼にしてくれて
あの人の運命のヒトを私にしてくれて
ありがとう。
思い返せば
過去に恋した人達は
彼にどこか似ている部分がたくさんあったから
辛く悲しい恋も
彼と出会うためにしてきたんだと思うと
またあの人に救われました。
こうして今日も、わたしはあの人に
恋をしています。