【willdoor FES2022】「探究」の枠にとらわれず、一人ひとりの"わたし"がつくる彩りを
9月24日開催予定のwilldoor FES2022。
掲げるコンセプトは、かなりキラキラしているように見えて、もしかすると「自分なんかじゃ‥」と一歩引いてしまう人もいるかも知れない。
(高校時代の自分が見つけたら、間違いなく遠くから「あそこに出られる人はいいなぁ、スゴいなぁ」と遠目に眺めていたと思う。)
ウィルドアの暗い方代表として、責任をもってそんな過去の自分のような誰かに「大丈夫。あなたも来ていい/あなたにこそ来て欲しいイベントだよ」と伝える文章を書いておきたいと思う。
※ ちなみに最近書いた暗さを象徴する記事はこちら。
〈「語れる何か」を持てなかった自分へ。〉
https://note.com/stake5/n/n8fedf5fa1047
willdoorと名前を掲げる団体をつくって7年。
「教科の学びはもちろん大事だけれど、与えられる学びの先にある、
それぞれが自ら踏み出し手にする学びこそが、日々を豊かにしていく」
そんな風に信じて続けてきた先の今。
学習指導要領に探究が位置づけられ、社会教育の領域が充実していき‥。
高校生にとって活用できる機会は、以前では想像つかないほど増えてきた。
どれも教育という領域で先を往き続けてくれた、
偉大なセンパイたちが切り拓いてくれたものだ。
今回「スキ」という言葉で表したのは
そんな「誰かが示した枠」を取り払ったそれぞれの内側にある熱源。
大きいものじゃなくていい。
強いものでもなくていい。
誰かと比べたら、大したものに感じられないかもしれない。
それでも「楽しい」「使命感」「成長意欲」「夢」etc‥。
きっといろんな形で、それぞれの中に灯っているものだと思う。
7年という時間の中で、
トクベツでない等身大の高校生たちが、ちょっとした勇気を振り絞り踏み出した一歩が、自分の在りたい姿を引き寄せていく姿を見せてもらってきた。
友だちにも親にも言えなかったけれど、VTuberになりたかった
真面目なことを話したいけれど、周りからどう受け取られるかが怖かった
誰かと話すのが好きだけれど、言葉を喋るのが苦手でイベントでもひと言も喋れなかった
その姿に、ぼくらは勇気と自信をもらってきた。
大きな視点から見たら、些細で語るに足らないように見えるかもしれない。
けど隣に居る誰かを勇気づけ、一歩を踏み出すキッカケを与えられるのは、
きっと、そんな小さなチャレンジ。
当日、どんな人が集うかは運営側のぼくらも分からない。
けれど、手を挙げてくれた人たちはきっと、お互いの勇気を讃え合える仲間になれる。
ぜひ、あなたの中にある彩りをFESに加えに来てもらえたら嬉しい。