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Amazon帝国を築いたジェフ・ベゾスへの誤解

威風凛凛(いふうりんりん)
→ 威厳があって凛々しいさま。

威厳があるということと無双状態をリンクさせて、先日Amazonのことについて書いた。

無双状態のAmazon(アマゾン)を徹底分析

こちらの記事のアクセスはなかなか好評だったので、引き続きAmazonのことについて、書いていこうと思う。

企業の業績が上がり、企業価値が上がると必ずついてまわるのが、創業者の資産についてだ。

これはなにも日本に限ったことではなく、世界中で気になる人が多いのか、結果アクセスを稼ぐので定期的に記事になる。

Amazonの創業者について

Amazonの創業者の名は、ジェフ・ベゾス。

先日、離婚したときも元妻のマッケンジー多額の資産が渡ることが注目された。

マッケンジーに譲渡されたアマゾン株約4%は、350億ドル(日本円で約4兆1,500億円)相当と報道された。

そして、これはブルームバーグのビリオネア指数によれば23位、女性としては世界で3位の富豪という位置づけになるという注目のされ方だった。

なぜ、こういったお金のことばかりに囚われてしまう人が多いのだろうか。

そこには、嫉妬や妬みに近い感情が根底にあることが原因だと思う。

一方で、ジェフ・ベゾスは努力の人だということを知っていれば、今のポジションを築き上げたことに敬意が勝る。

そう、彼の信念は徹底した顧客目線にあり、多くのチャレンジが今のAmazon帝国を生み出したことを理解する必要がある。

ジェフ・ベゾスの信念

これも有名な話なので、詳細は割愛するが、Amazonの設立は1994年7月5日。

そこから2002年までは、ずっと赤字経営が続き、ジェフ・ベゾスの経営手腕を評価しないものも多々あった。

この赤字が続いた原因は、先行投資をずっと続けた結果にあるが、当時のベゾスの考えが理解されなかったことを裏付けている。

スティーブ・ジョブズの卒業式のメッセージが有名だが、ジェフ・ベゾスにも同じような伝説の卒業式のスピーチがある。

2010年度の卒業生にむけて、母校のプリンストン大学でのスピーチだ。

そのスピーチでは、幼少時代のことをエピソードを語っている。

祖父と祖母にタバコ1本吸うと2分寿命が縮まるという話から数字を導き出したこと、小さな頃から自身が発明家であったことなど面白いエピソードが満載だ。

その後、結婚1年目の31歳のとき、当時2,300%増という驚異的な普及率を誇ったインターネットビジネスに目をつけてAmazonを立ち上げることになる。


このあたりの話に興味のある人は、下記の記事がオススメである。

「才能と選択の違いを知ること」 Amazon創業者ジェフ・ベゾスが卒業式で語った、道の切り開き方

(出典)logmi

この記事の最後にあるジェフ・ベゾスの言葉は私自身への戒めとしても一部転用させてもらうことにする。

何もせずボーっと人生を生きるのか、それとも自分の好きなことを追及していくのか?

皆と同じでいるか、それとも他の誰とも似ていないオリジナルでいるか?

安定を選ぶか、それとも挑戦し続けるか?

批判されたら落ち込むか、それとも自分を信じるか?

間違いを犯したらそれを隠そうとするか、それとも謝るか?

恋をする。

傷つくことを怖がって何もしないでただ見ているだけか、それとも思い切って行動に移すか?

安定を取るか、それとも「バカじゃないのか?」と思われるようなことをやってみるか?

困難な状況に陥ったら、そこで諦めるか? 

それともがむしゃらになってやるか?

言い訳や批判ばかりするのか、それともやってみるか?

他の人を蹴落としてまで賢くなるか、それともやさしくなるか?

80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとしましょう。

その時に一番心に残っていること、思い出すことはあなたが下してきた決断の数々であると私は信じています。

あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が「あなた」をつくっていきます。

あなただけの道を切り開いて下さい。

Amazonに学ぶこと

くり返しになるが、Amazonの顧客目線に立った目標、それを達成するための徹底が今のAmazon帝国を築き上げた。

具体的には、全文検索サービスである「なか見!検索」のリリース、ワンクリックショッピング、商品のカスタマーレビュー、レコメンド機能などなど、多くのサービスをリリースした。

もちろん、中には失敗もたくさんあるが、その失敗も含めて成功に導いている軌跡がある。


このあたりの知識があると、下記のような記事が上がってきたとしても見方が変わるだろう。

ジェフ・ベゾスはアマゾン株でいくら稼ぎ、何を手に入れたのか
ベゾスは年俸900万円? 「メガリッチ」たちが税金を払わなくていい理由

(出典)共にForbes

まあ、見られるから書いている人がいるわけだし、実際私も軽く目は通すことにしている。

けれども、どちらも結果論であって過程を重視した記事ではない。

大切なのは、なぜジェフ・ベゾスがこの地位までたどり着けたかなのである。

あくまで、参考までに見る程度に留めて、挑戦する人が増える世の中になればいいと切に願う。


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株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。